英語を学習する目的を決めれば一発解決!「読めればいい!」「聞ければいい!」だた、それだけマジック!

みなさん、こんにちは!こんばんわ!おはようございます!

ただただ都会っ子になりたい人、井手一郎です。

お久しぶりの投稿になりました💦

 

そんなことはお構いなしに、今日は英語学習について書いてみたいと思います。

みなさんも、英語が話せたら、英語を聞いて理解できたらどんなにかっこいいのだろう?と思っていませんか?

でも実際に学習し始めると3日坊主になってしまう。

もはや、あるあるです!

 

そこで、私お得意の「そもそも論」でこれを解決していきたいと思います。

そもそも、

みなさんは、なぜ「英語学習」をするのでしょうか?

そんなの当たり前じゃん。

英語を話せて、英語を聞いて理解したいに決まっているじゃないか?

そうですよね。当たり前の質問に、当たり前の答え。

みなさん、正解です。

 

しかし、ですよ。

よくよく考えてみてください。

「目的」が「英語学習」になっていませんか?

あなたの目的は、英語を話すことであり、聞けることです。

「目的」が「英語学習」になると、単語帳を開き、単語を覚える。

文法を覚える。

それで「英語を学習した」という目的が達成してしまっていることに気づいているでしょうか?

これでは、その先の英語を理解し、使いこなせるまで到達しません。

なぜなら、あなたの目的は「英語学習」なのです。

まず、この思考を変えましょう。

大きく変えましょう。

ブラジルと日本がひっくり返るくらい変えましょう。

 

目的は、「英語を話せて、聞けて、理解し、楽しく海外の人と話すこと」なんです。

そうは言っても学習は必須だよね?

そうです。

しかし、学習が目的になっているといつまで経っても英語は上達しません。

 

これから、私なりの英語習得の方法についてお話しします。

例えば、こんな英文があったとします。

[A report by marine ecologists in the journal Science makes credible the possibility that the world's supply of seafood will disappear within fifty years.]

なんのこっちゃですよね。

次に、これを文節に区切ります。

文節とは、「私は福岡出身の20歳の山田花子です。」

こんな感じで大まかなグループ(主語や述語など)を作ることです。

さて、上の英文の文節を区切っていきましょう。

[A report by marine ecologists in the journal Science makes credible the possibility that the world's supply of seafood will disappear within fifty years.]

そして、ここまでできたら、頭から読んでいきます。

こんな感じ↓

ちなみに、()内は読み手の気持ちです。次にどんなものが来るかな?連想できるかな?という気持ちを書いています。

 

[A report by marine ecologists in the journal Science

雑誌「サイエンス」の海洋生態学者による報告は、(雑誌が主語なんだな、どんなことを雑誌「サイエンスは言っているのだろう?)

makes credible the possibility

可能性を確かなものにしました。(ほう!雑誌は可能性を指摘したんだな。だったらどんな可能性なんだろう?)

that the world's supply of seafood will disappear within fifty years.]

世界の水産物の供給が50年以内に消失してしまう。(なくなっちゃうんだ><)

 

このように、前から文節を区切りながら読み進めます。

後ろから前ではなく、前から前から読んでいきます。

これだけでも読むスピードはすごく速くなります。

そして、英語の意味を理解できるようになったらこの英文を覚えます。

暗記です。

何回も何回も音読です。

次に、日本語訳をみて英語に変換できるようにします。

何回も何回も間違いながら、忘れながら英訳していきます。

日本語から英語への発想です。

これを継続して毎日毎日行います。

 

どうでしょうか?

覚える、暗記したということは、すでに話せているということです。

リスニングも同じです。

相手が話している英語をそのまま覚える。

日本語を見て英語を話せる。

そうすればもう話せているのです。

 

ポイントは必ず音読するということ。

音読すると、リスニング力やアクセントなどポイントが掴めます。

 

ぜひ、実践してみてください。

私が使っている教材は、こちらです↓

DAY4 「成長の継続にモチベーションは不要」

こんにちは、Ichiroです。

 DAY3では「人はそんなにすぐに変わらないよね。」だったら小さいことから変えていき、多様性を持ったコミュニティーを持つことで夢を描くことができるとお話ししました。

 さて、ここまで読んでいただいた皆さんは、「よし、モチベーションを上げて行こう!」と思ってはいませんか?モチベーションを上げるということは、あなたは今、モチベーションが下がっているはずです。よく考えてみてください。あるときは、モチベーション高く生活できるけど、友達から嫌なこと言われて、その1日の気分がダダ下がり…。そんな経験はありませんか?

 この記事を読んでいただくと、このモチベーションのジレンマから抜け出せます。結論を言いますと、「継続にモチベーションなど不要です」。

※この記事は、ビジネススクールUR-Uのコンテンツを農業に置き換えて書いています。

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目次(この記事に書いてあること)

 この記事を読んでいただくと、このモチベーションのジレンマから抜け出します。結論を言いますと、「継続にモチベーションは不要です」。日々の生活の中のモチベーションを捨て去ることで継続して行動できます。そのノウハウを書いています。
A;「今日は、なんだかモチベあがらないよね…」
B;「そうだよね、俺も笑。とりあえずゆっくりしとこうか。カラオケ行く?」
こんな会話したことないですか?
こんな状況ではいつまで経っても成長はしません。ぜひ最後まで記事を読んで実践してみてください。

自己紹介;
Ichiro;大学で分子生物学、大学院で農業経済学を専攻(農学修士)、ブドウ農家。修士論文のテーマは「農商工連携における意義とその展開条件」。野菜ソムリエ資格を持つブドウ農家として「なぜ、野菜や加工品が売れないのか?」に疑問を持ち、解決の糸口を産学官連携による農産加工品の開発にあわせる。大学と共同研究を実施。産学連携敎育イノベーターを取得中。現在は、ROC IA SAGA合同会社を設立し農家向けマーケィング支援事業を展開中。

①成長ストーリーを常に意識する

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 ここで皆さんに質問です。
❶「仕事で成功したいですか?」
❷「失敗したいですか?」
皆さんはどちらを選びましたか?
多くの人が❶を選んだのではないでしょうか?上記スライドにあるように、学びから結果が出るまでにはステップがあり、このステップを継続する必要があります。あなたにとっての「成功」とは何でしょうか?思い通りの結果を得ることが成功でしょうか?大前提に、人は行動したら必ず失敗します。この「失敗」を皆さんはどう捉えているでしょうか?失敗した場合、想定とは違う結果を得たことに他なりません。失敗することで次回挑戦するときの道標になります。前回は、うまくいかなかったけど今回はこっちに行ってみようと軌道修正するスキルが身につきます。そして、同じような挑戦をしている人にアドバイスできますよね。私もそこで迷って失敗したけど、うまく行く方法はこっちだと思うよ、と。
 例えば、「ワンピース」や「鬼滅の刃」を見た方は多いでしょう。主人公が逆境に耐え、打ちのめされても這い上がり、仲間を集め、自分が理想とする夢に邁進していますね。私たちはその主人公の姿に自分自身を重ね合わせているから面白い漫画になっているんです。人は、失敗や困難が多い方が魅力的な人間になります。一本のレールに乗って進む人生も良いでしょう。でも脇道にそれたり、脱線したりすることであなたの志に共感を得る人がたくさん出てきます。一番やっちゃいけないことは、失敗を恐れ、何も行動しないことです。
 この継続のステップの中の「失敗」を恐れないでください。

②モチベーションを捨てる理由とは?

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 モチベーションとは感情のジェットコースターです。例えば、職場で上司に褒められた。その日、1日がとてもテンション高く、ウキウキな1日。でもその夜、彼女に振られてテンションガタ落ち…。こんな状況で、ビジネスはうまくいくと思いますか?ビジネスにおいてモチベーションは邪魔です。つまり、セルフマネージメントが重要となってきます。
 モチベーションに関係なく動ける仕組み作りが重要となります。例えば、コンビニ。振られたアルバイト生でもバイト先に行けば、淡々と仕事をこなしているでしょう。その背景には、業務内容が仕組み化・マニュアル化されているからです。
 ではどうやって継続していくのでしょうか?

③手帳は予定表ではなく行動表で書く。

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 時間は1日24時間です。ビルゲイツ孫正義ホリエモンもあなたも皆、平等に時間が与えられています。
 皆さんは手帳をお使いですか?多くの人は手帳に予定を書いています。「○月○日何時から友達とランチ」「打ち合わせ」などです。これを「予定」ではなく「行動」を入れ、目標管理シートとして使ってはいかがでしょうか?「10:00〜11:30はカフェに行く」ようにタスクに制限時間を入れます。カフェに行って何するかは行く途中に考えましょう。とりあえずその場所に行くんです。ジムに行くも同じです。時間通りに終わらなかったり、行けなかったら赤枠で囲っていきます。

④緊急でない重要なこと

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 では、限られた24時間に、あなたはどんな行動を入れるべきでしょうか?日々たくさんのタスクがありますね。一度全て書き出してみてください。その後、上記のスライドのように、表を作り、「緊急で重要なもの」「緊急でない重要なもの」「緊急で重要でないもの」「緊急でない重要でもないもの」。日々の生活の中で「緊急でない重要なもの」の割合をどんどん増やしていきましょう。逆に「緊急でない重要でもないもの」はどんどん減らしていきましょう。
 こんな例えがあります。ある人が二人の木こりにこの大木を8時間で切るように言いました。一人は錆び付いた斧で大木を8時間切り続け、案の定、大木は倒せませんでした。もう一人は、錆び付いた斧を5時間研ぎ続け、残り3時間で切り倒しました。皆さんの日々の行動・タスクはどの領域に当てはまっているでしょうか?

⑤非生産時間を徹底的に排除する

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 時間には2種類存在します。「生産可能時間」と「非生産時間」です。この無駄な非生産時間を徹底的に排除していきましょう。例えば、通勤通学のときYouTubeを見るのではなく仕事のメールを返したり、その時間を利用して英語リスニングを聞いたり、です。ぜひ、トライしてみてはいかがでしょうか?

⑥まとめ

 成長の継続にはモチベーションが不要です。感情のジェットコースターに乗らず、淡々と行動していきましょう。ある意味、冷酷さが必要ですね。そして、予定表ではなく行動表を作ることを意識して1日をマネージメントしましょう。ちなみに私は、Googleカレンダーを利用しています。今日あなたが行う「行動」は緊急でない重要なことでしょうか?表をもう一度確認し、この領域をどんどん増やしていきましょう。そして、非生産可能時間を少なくして、空いた時間に理想的な「行動」を入れていきましょう!

 次回、DAY5は「まずは、キャッシュを生み出せ!」を公開します。

お楽しみに!
DAY3の記事を読みたい人はこちらをクリック!

InstagramIchiro(井手一郎)

DAY3 「何をやりたいかに答えられない人」は「何ができるかに答えられない人」

こんにちは、Ichiroです。
 DAY2では、「なぜ農家が自己変革し、ビジネススキルを身につける必要があるのか?」について解説しました。「やべぇ…そんな未来が待っているの?…」と感じてもらったのでないでしょうか?そして、「継続してスキルを身に付けなきゃいけない」と覚悟を決められたと思います。
 しかし、残念なご報告があります。人はそんなに簡単に変われません。「理想の自分になりたい!」と毎年思っていても結局1年前の自分と変わっていないのです。勉強にも正しい学び方があるように、自己変革やスキルを身につけるための正しい習慣があるのです。
 皆さんの生活の中の些細な小さいことが変えられなければ人生なんて変わりっこありません。この記事では、自分の1日の行動パターンを知り、自分の活動領域(安心領域)から外に出て自己コミュニティーを広げる重要性について書かれてあります。

※この記事は、ビジネススクールUR-Uのコンテンツを農業に置き換えて書いています。

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目次(この記事に書いてあること)

 この記事を最後まで読んでいただけたら、明日から…いやまさに今から自分の行動パターンを変えることができます。初めは小さいことしか変えられないんです。そして、あなたがいつもいる農家コミュニティー以外の人たちと会ってみましょう。今まで出会ったことのない人たちに出会えます。デザイナー、税理士、記者、ベンチャーキャピタリスト、アーティスト…。彼らとコラボする可能性だってあります。多様性なきところにシナジーは生まれません。私もあえて農家以外の人と会うことで刺激を受けています。多様性の中にいればたくさんの可能性が見えてきます。「何をやりたいかに答えられない人は、何ができるかに答えられない人」と言います。ぜひ多様性の中で生きることをお勧めします。

自己紹介;
Ichiro;大学で分子生物学、大学院で農業経済学を専攻(農学修士)、ブドウ農家。修士論文のテーマは「農商工連携における意義とその展開条件」。野菜ソムリエ資格を持つブドウ農家として「なぜ、野菜や加工品が売れないのか?」に疑問を持ち、解決の糸口を産学官連携による農産加工品の開発にあわせる。大学と共同研究を実施。産学連携敎育イノベーターを取得中。現在は、ROC IA SAGA合同会社を設立し農家向けマーケィング支援事業を展開中。

① 自己変革の準備

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 「スキルを身につけるためのスキルの準備運動」としてまずは「自己変革の準備」が必要です。まずはここから話を展開しましょう。
 農家の皆さんに質問です。「朝起きてから夜寝るまでの1日の行動パターンを思い出して紙に書き出してください。」。ふと、あることに気づくと思います。「あれ、毎日同じこと繰り返しているなぁ…」と。あなたの人生は気づかないうちにルーチン化されてしまっているのです。例えば、朝起きて右手で歯磨きをする、いつもと同じ場所でご飯を食べ、コンビニで同じお茶やおにぎりを買う。同じ時間帯に軽トラに乗り込み圃場へ行く…。特に農作業というのはシーズン毎にルーチン化されてしまうのでわかりやすいかもしれません。これらは人間の「クセ」です。「これを少しづつ変えていってはいかがでしょうか?」というお誘いです笑。いきなり生活習慣をガラッと変えることはできません。小さいことを少しづつ変えていきましょう。

②行動パターンを知る方法とその変え方について

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「1日の行動パターンを紙に書き出してみましょう」を言いました。まずは、葡萄農家である私のとある1日の生活パターンを大カテゴリー(左側)で大まかに書き出しています。起床、収穫作業、朝食、ランチ、農作業、帰宅、夕食、テレビ、就寝と言った具合です。
 次にそれぞれの大カテゴリーの間に起こっている習慣を中カテゴリーで書き出していきます(右側)。例えば、起床と収穫の間は「6時に起きる」「スマホチェック」「洗顔」「髭剃り」…です。ざっと見るとスマホやテレビを見る時間が圧倒的に多いことが分かります。情けない…笑。
 この中カテゴリーの部分を少しづつ変えていきましょう。例えば、朝6時に起きていたことを朝5時に起きてみる。その空いた1時間でランニングやシャワーを入れたり、テレビをお昼に見ていたけど、YouTubeでビジネス動画を10分見るなどです。ちなみに私は夕食後7時から寝るまで見ていたテレビをUR-Uオンラインスクールの動画視聴とブログ記事作成に置き換えました。
 一番分かりやすい例えは、「朝一、コンビニでアイスを買う」です笑。こんな寒い朝に誰も朝一アイスなんて買わないんです。でも一度買ってみる。すると店員さんが不思議そうに見たり、もしかすると新商品のアイスが見つかるかもしれない。このようにほんのちょっとしたことを変えていくんです。

③ 自分の領域以外の人と会えるコミュニティーを持つ重要性 

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 人生が気づかないうちにルーチン化されていると書きました。皆さん、ここでまた想像してほしいことがあります。義務教育の9年間、そしてその後の7年間、同じ年齢、同じ制服、同じ敎育、同じ地域の友達とずっといたのではないでしょうか。これは自分の安心領域の中に自己コミュニティーがある状況です。この状況では、視野が狭く、変化が起きにくく、結果、人間の「クセ」ができてしまいます。「クセ」を持つと、いつの間にか隣の人の行動をリピートしていく人生になってしまいます。
 例えば、あなたが通っている中学校に都内から転校してきた中学生を見るとワクワク、ドキドキした経験はないでしょうか?東京の生活はどうなの?制服はあった?お祭りや行事とかあったの?とその転校生に様々な疑問をぶつけるでしょう。毎日、同じグランドに行き、同じコミュニティーの中でゲートボールをする65歳のおじいちゃん、おばあちゃんと、同じ年齢で東京の麻布に住み、若手起業家と酒飲んでディスカッションしているおじいちゃん、おばあちゃんではどちらが若々しいでしょうか?
 常に、新しいものに触れ吸収しワクワクドキドキを経験することで自分自身が刺激を受け、いつまでも若々しくいるんです。

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 これはおじいちゃん、おばあちゃんだけに限ったことではありません。我々若者も同じなんです。「夢」とは「自分の視野」です。様々な人と会い、話すことで新しい情報に触れられる。自分の領域外の人と接する機会を作ることが最重要なのです。機会を作るためには行動(アクション)を起こす必要があり、行動するためのあなた自身の行動の整備が必要です。例えば、自分が住んでいる地域に一番近い都市圏のコミュニティーイベントに行ってみることもあるでしょう。
 「知っていること(知識)」と「行動」を組み合わせると、それはあなたの「視野」になります。つまり、多様な選択肢が生まれることになります。「知っていること」を広げるためにコミュニティーを広げましょう。
 例えば、東大はみんな頭が良いですよね。でもハーバード大学は頭が良いけど貧乏な学生がいたり、頭悪いけどお金持ちの家庭の学生もいるからこそ、多様性が生まれ奇想天外な研究や起業が起きているようです。この多様性の中で生まれたのがザッカーバーグ率いる「Facebook」です。「Google」のラリーページはもともとエンジニア出身でした。そこに経営スキルを持ち合わせたエリックシュミットが参加することで偉大な企業に成長したとも言われています。
 多様性なきところにはシナジーは生まれません。

④ まとめ

 上記をまとめます。自分の生活習慣を少し変えてみましょう。そして、自分の領域外の人に積極的に会うようにしましょう。そうすることで視野が広がります。農家であれば、農家だけのコミュニティーから少し外れて、農業試験場の研究員に相談しに行ったり、農家としての志をデザイナーや起業家、大学研究員にぶつけてみてはいかがでしょうか?自分が思っていたこと以上の反応があるかもしれません。自ずと行動と知識が広がります。
 「何をやりたいかに答えられない人」は、「何ができるかに答えられない人」です。

#what you want = what can you do

 次回のDAY4では、「予定表は捨て行動表を持つ・タスクマネージメントスキル」を公開します。

DAY2 あなたが農業界の未来を知ることで今なすべきことが分かる!

こんにちは!Ichiroです。
 農家の皆さんは、勉強し始めても三日坊主になったり、高い本を買ってもいつの間にかタンスの肥やしになったりした経験はありませんか?安心してください、私も三日坊主の人です。
 今回の記事は、「なぜ農家が自己変革し、ビジネススキルを身につける必要があるのか?」その理由をお伝えします。農業界において近未来に起こるであろうことを理解した上で、「今あなたがしなければならないことは何か?」を農家のおばあちゃんでも分かるように分かりやすくお伝えします。未来を把握し、なぜ必要なのか(Why?)、そのために今できること(Do)をお伝えします。
※この記事は、ビジネススクールUR-Uのコンテンツを農業に置き換えて書いています。

目次
■ この記事に書いてあること

 この記事を読んだ読者の皆さんは、「これはやばい…どうしよう」と感じるでしょう。そして明日から、そうならないために継続的に毎日ビジネススキルを身につけることになります。現状に甘んじる事なく、危機感を持って行動できる。
 アジアで最も学ばない国は日本なのです。日本人は学校を卒業した途端、学習を止めます。そして、全てを忘れ、何もない状態で物事を解決しようとしますね。できるわけはありません。私もその一人です。だからこそ、この記事を書くことでスキルを学んでいます。この記事がその解決の一歩になります。

自己紹介;
Ichiro;大学で分子生物学、大学院で農業経済学を専攻(農学修士)。修士論文のテーマは「農商工連携における意義とその展開条件」。野菜ソムリエ資格を持つブドウ農家として「なぜ、野菜や加工品が売れないのか?」に疑問を持ち、解決の糸口を産学官連携による農産加工品の開発にあわせる。大学と共同研究を実施。産学連携敎育イノベーターを取得中。現在は、ROC IA SAGA合同会社を設立し農家向けマーケィング支援事業を展開中。InstagramIchiro(井手一郎)

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① 農業人口の減少と高齢化

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*1
 農家さんにとっては言わずもがなですが、農業人口は減少しています。加えて農家の平均年齢も70歳近くまで上がっている状況です。田舎に行けば行くほど、高齢化は加速し、後継者がおらず田んぼが耕作放棄地になってしまう現状は目を覆うばかりです。
 「新しい農業」というキーワードで脱サラして農家になる若者が増えてはいるものの厳しいものがあります。
 昨今、異業種参入により植物工場が出てきましたね。水耕栽培技術を利用した葉物野菜を中心とする閉鎖型施設です。農業の最大の課題であった自然条件をコントロールすることで高収量、高品質のものが無農薬栽培で供給され始めました。また、自然災害リスクを極力軽減できます。そして、AIと組み合わせることでオートメーション化され、一般的な土耕栽培に比べ人件費も削減されます。農家の存在意義が問われていると感じています。

② 日本社会の行末

 今度は、農業界から飛び出して、日本社会全体に目を向けてみましょう。結論を言うと、実は今「ホワイトカラーの大リストラ時代」に突入しています。どういうことでしょうか?
次のスライドが物語っています。

理由①

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 安定の崩壊です。国は、企業に対し70歳定年法を定め終身雇用努力を義務化しました。これに対し経済界からは、経団連会長を務めたトヨタの豊田社長が終身雇用は維持できないと言っています。一方で、元財務大臣の麻生氏の「老後3000万貯蓄発言」のように年金が払えない可能性があること、そして老後に貯蓄をためておけという趣旨でした。我々国民は、人生の中で介護、子育て、結婚など様々なライフステージがあり、その都度、お金が必要になります。このトライアングルの構図の中で我々は自己変革し、生き抜くためのスキルを習得する必要があります。

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理由②
 二つ目に、少子高齢化です。以前は一人の高齢者を10人で支えていました。いわゆる胴上げ時代です。2012年頃からは一人の老人を3人で支える騎馬戦時代に。そして2050年は一人の高齢者を一人で支える肩車時代に突入するとされています。
 少子高齢化により人口が減るとどうなるでしょう。消費者が低迷します。田舎のおばあちゃんがある日突然、車を買ったり、家を買ったりしませんよね。シニア世代の消費は月20万ほどとも言われています。消費が減る地域では企業進出が鈍化します。その後、景気が悪化し、人員削減が実行されてしまいます。
 ここで賃金が安く、よく働き賢い外国人が雇用され始めました。コンビニの店員、介護、工場、企業の戦略室まで外国人がいます。おいしいイチゴを日本で作るより、海外で経費をかけず低価格・高品質なイチゴが生産される時代なのです。
 「日本人の価値とはなんでしょうか?」。一度考えてみてください。どんどん日本人の価値はなくなりつつあるようです。

③ ビジネススキルを身につけ仕組み化できるグローバル人材になる

  景気とは「人の気」と言います。しかし、人口が減少する日本は、そもそも人がいないため景気は衰退していきます。企業の経営者は、市場を求め海外に進出していきます。そこで求められるのが「グローバル人材」です。

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 グローバル人材とは決して英語が話せる人ではありません。結論は、仕組みが作れる人です。コンビニを例にあげてみます。コンビニのアルバイトは1週間もすれば一通りの作業ができるようになりますね。レジ打ちしたり品出ししたり。なぜでしょうか?これは作業がマニュアル化(仕組み化)されているからです。今度は、海外の日本食レストランを例にあげましょう。日本人経営者は英語が話せません。しかし、店内の業務マネージメントは保たれているんです。これも仕組み化されているからなせる技です。しかし、日本人はグローバル人材になりにくいと言われています。これは、寺子屋ができたときから現在も存在している「前ならえ敎育」の弊害ですね。
 農業経営もまた同じことが言えます。しっかり「仕組み化」することで初めて来たアルバイトでも従業員でも仕事がこなせる。仕事をToDoリスト化することが重要です。

④ まとめ

 以上のように農業界、そして日本社会は前途多難な様々な課題が山積していく時代に突入します。
 「なぜ自己変革やスキルがあなたに必要なのか?」。その答えを知るためにはまず未来を把握しなければなりません。未来を見て、逆算し、今ある自分に必要な対策・行動は何か?を知る必要があります。この「Why?なぜ?」がとても重要です。
 明日地震が起きると分かっていたら、あなたは何をするでしょうか?分かっていても多くの日本人は非常食を家に常備していないのが現状なのです。

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次回のDAY3では、「スキルを付けるためのスキルー自己分析スキル・去年の自分から変わる方法」を公開します。