農家のセカンドキャリア

明日、実践できる!農家のおばあちゃんでも分かる農業ビジネススキル

DAY2 あなたが農業界の未来を知ることで今なすべきことが分かる!

こんにちは!Ichiroです。
 農家の皆さんは、勉強し始めても三日坊主になったり、高い本を買ってもいつの間にかタンスの肥やしになったりした経験はありませんか?安心してください、私も三日坊主の人です。
 今回の記事は、「なぜ農家が自己変革し、ビジネススキルを身につける必要があるのか?」その理由をお伝えします。農業界において近未来に起こるであろうことを理解した上で、「今あなたがしなければならないことは何か?」を農家のおばあちゃんでも分かるように分かりやすくお伝えします。未来を把握し、なぜ必要なのか(Why?)、そのために今できること(Do)をお伝えします。
※この記事は、ビジネススクールUR-Uのコンテンツを農業に置き換えて書いています。

目次
■ この記事に書いてあること

 この記事を読んだ読者の皆さんは、「これはやばい…どうしよう」と感じるでしょう。そして明日から、そうならないために継続的に毎日ビジネススキルを身につけることになります。現状に甘んじる事なく、危機感を持って行動できる。
 アジアで最も学ばない国は日本なのです。日本人は学校を卒業した途端、学習を止めます。そして、全てを忘れ、何もない状態で物事を解決しようとしますね。できるわけはありません。私もその一人です。だからこそ、この記事を書くことでスキルを学んでいます。この記事がその解決の一歩になります。

自己紹介;
Ichiro;大学で分子生物学、大学院で農業経済学を専攻(農学修士)。修士論文のテーマは「農商工連携における意義とその展開条件」。野菜ソムリエ資格を持つブドウ農家として「なぜ、野菜や加工品が売れないのか?」に疑問を持ち、解決の糸口を産学官連携による農産加工品の開発にあわせる。大学と共同研究を実施。産学連携敎育イノベーターを取得中。現在は、ROC IA SAGA合同会社を設立し農家向けマーケィング支援事業を展開中。InstagramIchiro(井手一郎)

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① 農業人口の減少と高齢化

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 農家さんにとっては言わずもがなですが、農業人口は減少しています。加えて農家の平均年齢も70歳近くまで上がっている状況です。田舎に行けば行くほど、高齢化は加速し、後継者がおらず田んぼが耕作放棄地になってしまう現状は目を覆うばかりです。
 「新しい農業」というキーワードで脱サラして農家になる若者が増えてはいるものの厳しいものがあります。
 昨今、異業種参入により植物工場が出てきましたね。水耕栽培技術を利用した葉物野菜を中心とする閉鎖型施設です。農業の最大の課題であった自然条件をコントロールすることで高収量、高品質のものが無農薬栽培で供給され始めました。また、自然災害リスクを極力軽減できます。そして、AIと組み合わせることでオートメーション化され、一般的な土耕栽培に比べ人件費も削減されます。農家の存在意義が問われていると感じています。

② 日本社会の行末

 今度は、農業界から飛び出して、日本社会全体に目を向けてみましょう。結論を言うと、実は今「ホワイトカラーの大リストラ時代」に突入しています。どういうことでしょうか?
次のスライドが物語っています。

理由①

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 安定の崩壊です。国は、企業に対し70歳定年法を定め終身雇用努力を義務化しました。これに対し経済界からは、経団連会長を務めたトヨタの豊田社長が終身雇用は維持できないと言っています。一方で、元財務大臣の麻生氏の「老後3000万貯蓄発言」のように年金が払えない可能性があること、そして老後に貯蓄をためておけという趣旨でした。我々国民は、人生の中で介護、子育て、結婚など様々なライフステージがあり、その都度、お金が必要になります。このトライアングルの構図の中で我々は自己変革し、生き抜くためのスキルを習得する必要があります。

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理由②
 二つ目に、少子高齢化です。以前は一人の高齢者を10人で支えていました。いわゆる胴上げ時代です。2012年頃からは一人の老人を3人で支える騎馬戦時代に。そして2050年は一人の高齢者を一人で支える肩車時代に突入するとされています。
 少子高齢化により人口が減るとどうなるでしょう。消費者が低迷します。田舎のおばあちゃんがある日突然、車を買ったり、家を買ったりしませんよね。シニア世代の消費は月20万ほどとも言われています。消費が減る地域では企業進出が鈍化します。その後、景気が悪化し、人員削減が実行されてしまいます。
 ここで賃金が安く、よく働き賢い外国人が雇用され始めました。コンビニの店員、介護、工場、企業の戦略室まで外国人がいます。おいしいイチゴを日本で作るより、海外で経費をかけず低価格・高品質なイチゴが生産される時代なのです。
 「日本人の価値とはなんでしょうか?」。一度考えてみてください。どんどん日本人の価値はなくなりつつあるようです。

③ ビジネススキルを身につけ仕組み化できるグローバル人材になる

  景気とは「人の気」と言います。しかし、人口が減少する日本は、そもそも人がいないため景気は衰退していきます。企業の経営者は、市場を求め海外に進出していきます。そこで求められるのが「グローバル人材」です。

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 グローバル人材とは決して英語が話せる人ではありません。結論は、仕組みが作れる人です。コンビニを例にあげてみます。コンビニのアルバイトは1週間もすれば一通りの作業ができるようになりますね。レジ打ちしたり品出ししたり。なぜでしょうか?これは作業がマニュアル化(仕組み化)されているからです。今度は、海外の日本食レストランを例にあげましょう。日本人経営者は英語が話せません。しかし、店内の業務マネージメントは保たれているんです。これも仕組み化されているからなせる技です。しかし、日本人はグローバル人材になりにくいと言われています。これは、寺子屋ができたときから現在も存在している「前ならえ敎育」の弊害ですね。
 農業経営もまた同じことが言えます。しっかり「仕組み化」することで初めて来たアルバイトでも従業員でも仕事がこなせる。仕事をToDoリスト化することが重要です。

④ まとめ

 以上のように農業界、そして日本社会は前途多難な様々な課題が山積していく時代に突入します。
 「なぜ自己変革やスキルがあなたに必要なのか?」。その答えを知るためにはまず未来を把握しなければなりません。未来を見て、逆算し、今ある自分に必要な対策・行動は何か?を知る必要があります。この「Why?なぜ?」がとても重要です。
 明日地震が起きると分かっていたら、あなたは何をするでしょうか?分かっていても多くの日本人は非常食を家に常備していないのが現状なのです。

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次回のDAY3では、「スキルを付けるためのスキルー自己分析スキル・去年の自分から変わる方法」を公開します。