いっちゃんファーム-ICCHAN FARM-

福岡県八女市黒木町で安心安全な野菜と加工品作りを行っています。

苦しいけれど、苦しんだ分だけ未来は明るい。

こんにちは!

いっちゃんファームの井手です。

 吉野ヶ里夢ロマン軽トラ市へのお礼

本日は早朝より吉野ヶ里夢ロマン軽トラ市に出店してきました!!

雨の中、ご来場いただきました皆様ありがとうございました。

また、軽トラ市事務局の皆様、出店者の皆様お世話になりました。

重ねて御礼申し上げます。

www.icchan-farm.com

吉野ヶ里朝市の前日・・・予報は雨だった💦

実は、私、ドキドキしながらこの日が来るのを待っていました。思い描く景色は、晴天でポカポカ陽気、そして、たくさんのお客様が来場されている光景です。

しかしながら、当日の予報は雨。

しかも90%の予報で雨だったのです。

前日、出店用のリーフレタス、ホウレン草を収穫しました。

このときまでは雲一つない快晴です。

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もしかすると、明日は雨が曇りになるかもしれない。90%だった確率が80%になったぞ、このまま下がってくれ。そんな気持ちです。

そして、出荷作業を終え、夜になりました。出店用の荷物を軽バンに積み込みます。積み込み作業中に何回も空を眺めてみます。奇麗な星空です。もしかすると明日は晴れかもしれない。これは90%の雨予報をひっくり返すかもしれないぞ、と気持ちが高揚します。たくさんの方がいらっしゃるので何があっても良いように試食用のフランスパン、魚肉ソーセージをたくさん切りました。そして、千切りキャベツもたくさん準備しました。

朝市の搬入時間は当日朝6:30〜7:30。初出店のため早め早めの行動、6:00に現地到着することにしました。吉野ヶ里公園の場所をメモに残し、アラームを4:30に設定。早めに寝よう、そう思いたち寝たのが22:00。

朝市当日は目覚ましより早く起きる

結局、目覚ましが鳴る前に起床(まるで子どもが遠足前に興奮して早めに起きるような感じです)。

辺りは真っ暗です。

妻はまだ寝ています。昨日は私の方が早く寝ました。朝起きてみると、朝ご飯用とお昼用にサンドイッチが準備されていました。昨晩は眠い中、作ってくれたんだなと嬉しくなりました。

ありがとう。

5:10出発。

予定では1時間。日曜の早朝ということで車もほとんど走っていません。

最短ルートで現地に到着。

6:00。

あたりはまだ真っ暗。しかし、もうすでに設営に入られている出店者様がおられました💦すごい><!

私はというと自分のブースをやっと見つけ、一息ついてブース作りスタートです。

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まだ真っ暗なので車のライトを頼りに設営に入りました。

こんな感じのブースです。

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お気づきの方がいらっしゃるかもしれません。

そうです。

いっちゃんファームの“のぼり”ができました。嫁が作ってくれました!!!

出店用のタープも取り急ぎ購入しました。

あとで見ると分かることなんですが、販促ポップばかりですね💦良かれと思ってたくさん作ってしまいました。

8:00販売開始

いよいよ販売開始。空は曇り空。

ブース前を通りかかったお客様に、温かいコーヒーと試食を出しました。「FBで見ました」とコーヒーと試食を受け取ってもらいました。それに続くように1人、2人とブースに集まってくれたのです。コーヒーの力は偉大だ!と学びました。そして何より嬉しかったんです。

しかし、いつ雨が降ってもおかしくない天候にかわりはない。

そして、開始と同時に小雨が降り始めてしまいます。お客様も傘をさしながらの来場。

時間が経つにつれどんどん天候が悪化します。11:00には土砂降り。

お客さんがいない…。そんな感じになってしまいました。

やはり、天気予報が雨だったのでお客様の足も遠のいたのか!?

初出店でしたが、いつもよりお客様の数も少なかったようです。

一際賑わうブースを発見!

しかし、悪天候の中、一際賑わっているブースがありました。5〜6人くらいの地元生産者グループです。

タマネギの詰め放題200円。

なぜ分かったのか。

数十m先からでも聞こえる大きな声で、「売らないと帰れませーん!!!買ってくださーい!お、ね、が、い、しまーす!!!」、「ありがとうございまーす!」、「先ほど、お見かけした顔ですね。いかがですか〜?はい、ありがとうございまーす!!」「もうなくなりますよ〜〜急いでくださ〜い」と笑い声とともにこちらのブースに聞こえてきました。

見ると10人近い人集り。

こういうことか!と頭では分かりました。

あと一歩が出なかった

しかし、私の行動が伴わなかったのです。この悪天候でも大きい声出して同じようにお客さんと接していたら、結果は全然違ったと思います。でも正直できなかったのです。私自身、その一歩手前で踏みとどまってしまいました。

お客様に声をかけるけれど、かけ方が思うようにいかない。正直、この壁を超えられたら今以上に売れると思っています。
なぜ面白おかしくお客様と話せないのか、それはやはり、自分にブレーキをかけているから。プライドがあるから。恥ずかしいから。そんな気がします。

以前のブログに書いたかもしれません。もし、商材がシフォンケーキだったら、商材が焼きソバだったら、そう思ったことが何回もあります。もう少し売れるかも。そんな甘い思いがありました。

でも今は少し違います。

私の売り方がしっかり安定しないと商材がどんなものでも売れないと言うことです。たしかに、店舗を構え商品並べただけで勝手に売れるなら、みんな億万長者です。

目標や夢を“あきらめる”瞬間

この気持ち、体験は、何用にも代え難いものです。人が目標や夢を“あきらめる”瞬間はこの気持ちが積み重なったときに起こるのだと思います。

自分の意思で目標や夢を“あきらめる”のではない。

“自分”を無意識のうちに、“どうでも良くなり”、“楽な方へ”向かわせるのです。そして、気づいたときには目標を見失い、結果、夢を諦めてしまうことになった。知らないうちに、自分を楽な方に誘導するのです。

それでは、自分なりの売り方とは何か?正直見つかっていません。見つかっていないので気持ちが苦しいのは事実です。

モノを売ることの大変さを出店を通じて知ることになりました。

何もかも初めての経験なんで許してください、とはいつまでも言えません。それを売りにもできません。自分の目標、夢、志をもう一度再確認し、再起します。これは失敗ではありません。挑戦です。成功のための挑戦です。

なぜ、こんなことを事細かに書くのか?不思議に思う方もおられるかもしれません。

それは私の夢の一つに繋がっています。

農家は「稼げない」、「かっこわるい」、「汚い」とよく言われます。中でも「稼げない」ことは死活問題です。

もちろん、億単位で稼いでいる農業法人、個人農家も大勢おられます。

最近は、ITやAIのおかげで農業は面白く魅力的な産業だと言われ始めました。しかし、私のように稼げていない農家も大勢いるのも事実です。農業は時に、地域ごとの集団で語られます。例えば、○○グループで年商○○億円、取引高○○億円。しかし、そのグループ内の個人農家に目を当ててみると実は稼げていない農家がいます。グループ全体で見るとプラスだが、個人単位で見るとマイナスなんてことがあるのです。

その農家の1人が私なのです。この状況をどう打破しようか、稼げるようになるにはどうしたら良いか、いろいろ考えました。そこで離農ではなく農家として加工品を売ることにしたわけです。

将来、私のような立場に陥る若手農家が必ずいるだろう。その若手農家が苦しんだとき、私と同じ気持ちになったとき、このブログを読んでほしい。私も同じ気持ちだったと。少なくとも私は農家として加工品を売り、「ちゃんと生計が立てられているよ」、「夫婦仲睦まじく幸せに生活しているよ」と伝えたいのです。

それが私の一つの夢なのです。

なに、かっこつけているんだ!こんなことをブログで書くことはない!と笑われるかもしれません。

しかし、本気でそう思っています。

挑戦し続け、夢を諦めないこと。

農家に限らず、誰しもが夢を持ち、知らず知らずのうちに夢を忘れている。

苦しいけれど、苦しんだ分だけ未来は明るい。

そう思うんです。

これが私の素直な気持ちです。

 

朝市から帰ると、妻が“てるてる坊主”を吊るしていました。

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最後までこんな乱文を読んでいただきありがとうございました。