妻からのクリスマスプレゼントは、まさかの“アレ”でした!

こんばんわ!

いっちゃんファームの井手です。

我が家のクリスマスは、大きなチキン!

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今日12月25日は、クリスマスですね!

子供たちはワクワクしながら眠りについたことでしょう。

朝起きれば枕元にプレゼント。子供達の喜ぶ様子が手に取るように分かりますね。

ちなみに、

我が家のクリスマスといえば…!

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毎年恒例になりつつある“チキン”。

今年も大きなチキンを頂いて感無量。

妻から「非日常の食事になると、あなたはガッツクからね笑。落ち着いて食べなさい」と笑われました。

我が家の飼い猫“トン”様もこんな感じですw。

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妻が大絶賛する本とは?

 子供達がプレゼントをもらっていた頃、私も大はしゃぎしてました。

なんと妻からクリスマスプレゼントをもらったんです。

近隣の書店でたくさんの本が並ぶ中、妻がビビっときて見つけた本です。

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まさしく、今の僕にピッタリ!!!!!!

その本がこちらです↓↓


ネットで「女性」に売る 数字を上げる文章とデザインの基本原則 [ 谷本理恵子 ]

 

妻がこの本を読んで、「あぁ〜、分かる!!」「これこれ!」「納得!」と太鼓判を押した本です。

「これクリスマスプレゼントにあげるよ」と言われ、とてもテンションが上がりました。

年末年始はこの本を読んで、「ホウレン草ソース」の販売に磨きをかけていく予定です。

 

正直怖い。お客様の声を聞くなんて嫌だ。

こんにちは!

いっちゃんファームの井手です。

目次;

 

朝市のお礼

昨日の八女軽トラ市では、お客様、事務局様、出店者様に大変お世話になり、この場を借りてお礼申し上げます。

www.icchan-farm.com

過信と傲慢さの結果

対面販売を八女本舗様(出店回数1回)、八女軽トラ市(出店回数1回)ではじめました。

そして、商品は、「ホウレン草ソース」というお客様からしたら何とも取っ付きにくい商品。

「バジルソースなの?」

「ノリの佃煮?」

眉をひそめて通り過ぎるお客様。

対面販売によりお客様の声を直接聞いた瞬間でした。

 

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対面販売をするまでは、「この商品は、絶対売れる!!きっと八女本舗では開店2、3時間で売り切れ御免になる」と本気で思っていたのです。俺が食べてみて美味しかったし、商品も斬新だし、興味を引く方々が数多くいるだろう。売れないわけがない。しかも福岡市内の場所だから、俺の考えに間違いはないだろう。

そう思っていたのです。

結局、ことの終わりは以前のブログに書いた通りです。

www.icchan-farm.com

 

私が、有頂天に、天狗になっていたのでしょう。そのときは、分かりませんでした。1人で舞い上がり、周りが見えていない。妻は、そこを分かっていて、「あえて何も言わなかった」と後日談で知りました。

お客様の声”を真摯に聞く

あの八女本舗での経験は僕にとって大変貴重なものでした。

“お客様の声”を真摯に聞く。

これに尽きるのだと。書籍ではこの辺りは当然のように説明されていますし、私も知っていました。でも僕の場合は、知っていたけど行動が伴わなかったのです。

プライドを捨てるのは容易でない

このソースを作ったときに、実は、ブログを通して販売をさせていただきました。

www.icchan-farm.com

結果、私の知人、友人をはじめ多くの方に買っていただきました。どんな商品なのか分からない状態のなかでも買っていただいたんです。

応援していただいた、その方々のご恩、応援に答えるため、私はプライドを捨てようと思いました。

俺は、プライドなんてないよ、と思っていました。でもプライドがあったんです。正直、今もプライドをすべて捨てきることができていないでしょう。後日談でしか、その有る無しは判断できません。

 

恐怖から解放される瞬間

今回の、八女軽トラ市でおこなったお客様アンケートも正直怖かったのです。まずいと言われたらどうしよう。アンケートを書いてくれなかったらどうしよう。マイナスの意見があったらどうしよう。

1つも売れないかもしれない。誰もブースに近寄らなかったらどうしよう、と思っていました。

私にとっては“恐怖”そのもの。実際のところ、開店後、数十分は、その“恐怖”が脳裏を駆け巡っていたの事実です。

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そのようなマイナスイメージとは裏腹に、お客さまは親切丁寧に笑顔でアンケートを記入していただきました。パッケージはこういうのが良いかもね。味は少し苦手かな、高いかな、など数多くのご意見を頂戴しました。

その光景を目の当たりにしたとき、私の頭の中は一筋の光が差し込み暖かい気持ちで満たされました。

俺は何を今まで考えていたのだろう。

お客様が買う商品なのだ。

押しつけの自己満足の商品じゃダメだろう。

 

そこから、お客様目線という言葉がすんなり入ってきたように思います。

正直怖い。お客様の声を聞くなんて嫌だ。俺のプライドが許さない、くらいの考えをもっていたのでしょう。今思うとすごく恥ずかしいし、どのつら下げて販売しようとしていたのか、と思ってしまいます。

恐怖を感じたときは成長できるチャンス

僕の場合の話しですが。

何かを学ぶとき、常に「恐怖」がつきまといます。他の人からしたら何でもないようなことでも、僕にとっては「恐怖」になるときがあります。今回でいうなら“お客様アンケート”です。

しかし、僕の思う「恐怖」は、実は恐怖ではなくて、成長するときの階段みたいなものだろうと思います。一歩一歩階段を上がるっていうやつです。

アンケートに回答いただいたお客様の笑顔、声、思いをしっかり受け止めます。

農業は結構良いもんだぜ!を体現する

今回の軽トラ市でのアンケートは僕にとってとても温かい笑顔が詰まったものとなりました。

ありがとうございます。

ほんとう、ありがとうございます。

僕は、あきらめないです。

しっかり着実に成長します。

どうぞ温かな、いや、厳しい目で僕を見ていてください。

「農業は結構良いもんだぜ!」を私自身で体現していきます!

見ていてください!

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地元朝市で行ったお客様アンケートと私の恩返し

こんにちは!

いっちゃんファームの井手です。

目次;

ご試食後にアンケート調査を実施 

 12月23日の八女軽トラ市へお越しいただきありがとうございました!

www.city.yame.fukuoka.jp

 

いっちゃんファームにとっては久しぶりの出店でした。

今日の出店では、「ホウレン草ソース」の試食販売をメインに、ホウレン草ソースに一番合うフランスパンとともにお出ししました。

 

今日は嫁さんと一緒に出店しまして、ブースもこんな感じにアレンジしました。

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ご試食された方には、その後、アンケートを書いていただきました。皆様、快くアンケートにご協力いただき、八女の方の暖かさに触れた瞬間でもありました。

皆様からのご意見、ご感想を今後の商品開発に取り入れさせていただきます。今後、ホウレン草ソース「やーい、はよ!食べんんね!2018」をリニューアルさせていただく予定です。

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恩返しの準備

実は、昨晩は“シュガーラスク”を準備しておりました。

ご試食&アンケート記入のお客様を対象に、シュガーラスクを無料でお渡しするためです。

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手作り感いっぱいの“いっちゃんファーム謹製「シュガーラスク」”を作りました。

 

先に書いたように、八女軽トラ市の当日は、たくさんのお客様が試食され、なおかつ、アンケートに答えていただいたのです。素直に、「どれほど八女の方は心が温かいのだ。」と思いました。

嫁さんに感謝

今回は、私の嫁さんも一緒に参加したんです。

嫁さんは、昨夜、パッケージデザイン、値札、案内文の作成を夜遅くまでしてくれたんです。

本当に嬉しかった。2人で作業すること自体がすでに楽しかった。

嫁さんに感謝!! 

戦利品「ロケットスーブ」 

八女軽トラ市は他にもたくさんのブースがあります!

なかでも、矢部村の「中司農園」さんが出されていたこの商品。

「杉丸太のロケットストーブ

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でかい!

かっこいい!!

これぞ、男のロマン!!!

即買いしたのはここだけの秘密www

寒い今の時期に使わせていただきますね。 

私の恩返しは終わっていません

八女軽トラ市は、9:00〜12:00まで、毎月第2、第4日曜日に開催されています。毎回、たくさんの地元出店者さんがいらっしゃるのはもちろん、多くのお客様で賑わっています。毎回来られる常連のお客さま、観光バスから降りてこられるお客様。たくさんいらっしゃいます。

たくさんのお客様から、貴重なご意見を聞く。

アンケート書かれた方に、ラスクを無料で差し上げます、と言うと、正直遠慮されますが、いっちゃんファームにとってお客様のご意見は、それだけ大切なのです。まだまだ、私の恩返しは足りておりません。

どうぞ、ご理解ください。

今できる恩返しが“ラスク”だったことを。

 

私は、お客様にとって美味しく、使い勝手の良い「ホウレン草ソース」をお届けします。

絶対にあきらめません。

絶対に立ち止まりません。

私にはやるべきことがある!進むべき道がある!

見ていてください!

いっちゃんファームは大きく羽ばたきます。

農業を魅力あるものにするために。

父の壁と命がけの仕事は人を変える!

こんばんは。いっちゃんファーム井手です。

 

今日は少し昔話をしたいと思います。

昔話と言ってもここ数年のできごと。

 

偉大な父の壁

当時、私は、大学院で農業経済学を学んでおり、農家が加工品を作る重要性について知っていた。

そして、加工品を作って売りたいと漠然と思っていた。しかし、作る勇気がなかった。当時私は、実家住まいで実家のキッチンでイチゴジャムを作って、さらにそれを売ろうものなら両親から「売るの?そんなことしないでいい。ブドウをしっかり作って農協に売ればいいだろ?」そんな目で見られたのだ。 

中途半端な加工品開発

思い切って、最初に加工品を作ったのは、2015年4月26日。

それはイチゴジャムだった。スーパーで買った1パックのイチゴ。

鍋で、砂糖とイチゴを入れて煮つめた単純なものだった。

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出来上がったのはたった一瓶のジャム。溢れるように入れて、画用紙を張り、筆ペンでラベルを書いた。

広告用に、マカロン付きで写真まで撮った。

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それを、私の友人が食べて、「美味しかったけど、まだイチゴジャムある?」と言ってくれたのを今でも覚えている。

しかし、私は、その後、イチゴジャムを作ろうとしなかった。

 

2015年6月17日。この頃は、八女市南高梅やスモモが採れる時期。近くにある道の駅“たちばな”でスモモと南高梅を買い、ジャムを作った。瓶を業者から仕入れ、オシャレなラベルを付けた。知り合いの友人2、3人に配り試食してもらった。ある友人はヨーグルトに入れたジャムの写真を送ってくれた。私は、SNSに投稿し、いいね!の数を期待した。

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しかし、美味しいと言ってくれたスモモジャムであったが、以後作ることがなかった。

 

2017年9月26日。

我が家がブドウ農家で、選果の途中に出る規格外の房落ちのブドウをジャムにした。

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しかし、これも以後作りはしなかった。

そのあとも、キウイジャムを作ったり、梨ジャム、レタスジャムなどいろいろなものをジャムにした。

しかし、作っただけでそのあとは正直何もしなかったのだ。

父に遠慮していた僕

みなさんは、「なぜ?売れば良いじゃない?単純なことでしょ?」、と思われるかもしれない。でもその当時の僕の脳裏には常に“父”がいたのだ。“父”の存在が僕の中で大きかった。“父”に遠慮していたのかもしれない。一方で“父”とは、とても仲が良く冗談も言っていたから遠慮せずとも良かったのかもしれないが、実際のところ遠慮していた。

生命の危機を感じた

そんな父が天国へ行ったのだ。僕の中で父の存在が消えた。どうしようもない空白。寂しさよりも目の前の出来事を処理することに謀殺された。

残ったのは、農業をどうするか、ということ。

農業で生計をたてる人間が、父から僕に移ったのだ。まるで僕は、断崖絶壁に追いつめられ、足を一歩後ろに動かそうものなら、石ころと一緒に落っこちてしまう、そんな状況になった。

ここで、命の問題がでてきた。家族を路頭に迷わせることはできない。これからずっと幸せに、笑顔の絶えない未来を作る必要がある。

ここで、僕は変わった。

僕は、命をかけて、事業を全うするしかない。

父が生きていた、あの頃の僕は、父に頼りっぱなしだった。父がなんとかしてくれる。そう本気で思っていた。でもその父がいない。

僕がやるしか生きる道はないのだ。

やるしかない。

どんなことをしてでもやるしかない。

だから、猛スピードで加工品を開発し、八女本舗の催事まで突っ走った。

www.icchan-farm.com

僕の後ろは常に断崖絶壁だ。

中途半端で終わった加工品開発を最後までやり遂げる。

最後とは、全国民1億2642万人に届けることだ。

www.stat.go.jp

大勝負はここからだ。

一年後、二年後どうなっているか。

楽しみだ!