こんにちは!
いっちゃんファームの井手です。
目次;
朝市のお礼
昨日の八女軽トラ市では、お客様、事務局様、出店者様に大変お世話になり、この場を借りてお礼申し上げます。
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過信と傲慢さの結果
対面販売を八女本舗様(出店回数1回)、八女軽トラ市(出店回数1回)ではじめました。
そして、商品は、「ホウレン草ソース」というお客様からしたら何とも取っ付きにくい商品。
「バジルソースなの?」
「ノリの佃煮?」
眉をひそめて通り過ぎるお客様。
対面販売によりお客様の声を直接聞いた瞬間でした。
対面販売をするまでは、「この商品は、絶対売れる!!きっと八女本舗では開店2、3時間で売り切れ御免になる」と本気で思っていたのです。俺が食べてみて美味しかったし、商品も斬新だし、興味を引く方々が数多くいるだろう。売れないわけがない。しかも福岡市内の場所だから、俺の考えに間違いはないだろう。
そう思っていたのです。
結局、ことの終わりは以前のブログに書いた通りです。
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私が、有頂天に、天狗になっていたのでしょう。そのときは、分かりませんでした。1人で舞い上がり、周りが見えていない。妻は、そこを分かっていて、「あえて何も言わなかった」と後日談で知りました。
お客様の声”を真摯に聞く
あの八女本舗での経験は僕にとって大変貴重なものでした。
“お客様の声”を真摯に聞く。
これに尽きるのだと。書籍ではこの辺りは当然のように説明されていますし、私も知っていました。でも僕の場合は、知っていたけど行動が伴わなかったのです。
プライドを捨てるのは容易でない
このソースを作ったときに、実は、ブログを通して販売をさせていただきました。
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結果、私の知人、友人をはじめ多くの方に買っていただきました。どんな商品なのか分からない状態のなかでも買っていただいたんです。
応援していただいた、その方々のご恩、応援に答えるため、私はプライドを捨てようと思いました。
俺は、プライドなんてないよ、と思っていました。でもプライドがあったんです。正直、今もプライドをすべて捨てきることができていないでしょう。後日談でしか、その有る無しは判断できません。
恐怖から解放される瞬間
今回の、八女軽トラ市でおこなったお客様アンケートも正直怖かったのです。まずいと言われたらどうしよう。アンケートを書いてくれなかったらどうしよう。マイナスの意見があったらどうしよう。
1つも売れないかもしれない。誰もブースに近寄らなかったらどうしよう、と思っていました。
私にとっては“恐怖”そのもの。実際のところ、開店後、数十分は、その“恐怖”が脳裏を駆け巡っていたの事実です。
そのようなマイナスイメージとは裏腹に、お客さまは親切丁寧に笑顔でアンケートを記入していただきました。パッケージはこういうのが良いかもね。味は少し苦手かな、高いかな、など数多くのご意見を頂戴しました。
その光景を目の当たりにしたとき、私の頭の中は一筋の光が差し込み暖かい気持ちで満たされました。
俺は何を今まで考えていたのだろう。
お客様が買う商品なのだ。
押しつけの自己満足の商品じゃダメだろう。
そこから、お客様目線という言葉がすんなり入ってきたように思います。
正直怖い。お客様の声を聞くなんて嫌だ。俺のプライドが許さない、くらいの考えをもっていたのでしょう。今思うとすごく恥ずかしいし、どのつら下げて販売しようとしていたのか、と思ってしまいます。
恐怖を感じたときは成長できるチャンス
僕の場合の話しですが。
何かを学ぶとき、常に「恐怖」がつきまといます。他の人からしたら何でもないようなことでも、僕にとっては「恐怖」になるときがあります。今回でいうなら“お客様アンケート”です。
しかし、僕の思う「恐怖」は、実は恐怖ではなくて、成長するときの階段みたいなものだろうと思います。一歩一歩階段を上がるっていうやつです。
アンケートに回答いただいたお客様の笑顔、声、思いをしっかり受け止めます。
農業は結構良いもんだぜ!を体現する
今回の軽トラ市でのアンケートは僕にとってとても温かい笑顔が詰まったものとなりました。
ありがとうございます。
ほんとう、ありがとうございます。
僕は、あきらめないです。
しっかり着実に成長します。
どうぞ温かな、いや、厳しい目で僕を見ていてください。
「農業は結構良いもんだぜ!」を私自身で体現していきます!
見ていてください!