自分が心底、感動し、号泣できる仕事したらいいんだ、と理解した。

こんにちは。

ROC IA SAGAの井手です。

共同研究協定締結の記事

先日、佐賀大学様との共同研究契約締結の記事をアップさせていただきました。

まだご覧でない方はこちらに過去記事を貼っております。

www.icchan-farm.com

この締結に至るまでのプロセスは、正直自分自身との戦いでした。

自分の中にある見えざる敵=竜(恐怖・怯え・緊張)との戦いです。“見えざる敵”は、そもそも存在していないのです。自分自身が勝手に作り上げたものにすぎません。

それを理解したとき、ありがたいことに最近その“敵”が少しですがなくなってきました。

この記事では、私がROC IA SAGAを立ち上げた経緯と、事業への想いを中心に書きます。

『9ステッパー&ファイヤーウォーカーになるということ』

最近、私はいろいろな人から「貴方は地に足がついていない」「だいじょうぶなの?」と言われます。
「地に足がつく」「大丈夫」とは一体どういう意味でしょうか。
幼少期からの体験からくる農業に対する負のイメージ
 
私は、三世代続く葡萄農家のせがれ。幼少期から今まで家族で外食に行こうなんてほとんどなかったし、家族は土日関係なく元旦から農作業していた。大学生にもなり、友人とファミレスや居酒屋に行き始めると、初めての経験ばかりでおっかなびっくりしていた記憶がある。ちなみにガラケーを持ったのは大学に入って半年後。その間、一人暮らしをしていた私が、親と連絡する手段は公衆電話だった。私の農業に対するイメージはマイナスでしかなかった。
家族が減っていく恐怖

そんな中、父と祖母が昨年他界し、そして、家族も減った。こうなったのも全て私の家が農家だから。そう決めつけた。そして、私は、抑うつ状態一歩手前までいった。一人になると孤独感が増し、農作業が恐ろしくなった。

メンターの存在とジェームスキナーとの出逢い
そこで私を助けてくれたのは、ある一人のメンターだった。そして、その人から、ジェームス スキナー (James Skinner) という人物の存在を教えてもらった。
ふらっと古本屋に入り、おもむろに見上げたその先に、一冊の本が目に止まった。ジェームスが書いた「 成功の9ステップ」。早速、この本を買い、家で読み始めると、その手が止まった。私が求めていることが全部書いてある、そう思って手が止まった。自分が変わってしまう恐怖である。 なんとか読み進め、書いてある通りに実行していった。私の心の持ち用が全て180度変わった。
そして、メンターのサポートを受け、ミッションステートメントを書き上げ、人生の目的を決めた。
「農業における意識の革命を通じて世界中の人々に生きる勇気を与える」。
理由は、私が、生きる勇気を得ることができたからだ。
「ありがとう」を伝えにいくはずがその逆に「ありがとう」と言われる
そして、ジェームスに「ありがとう」を伝えるべく、11月彼のライブセミナーFINALに参加した。その期間、自分のミッションをさらにブラッシュアップさせることができた。そして、9ステッパーとなりファイヤーウォーカーとなった。9ステッパーのたくさんの仲間達もできたし、よい刺激を受けたし、そしてなにより、こんな僕を「認めてくれた」。本当にありがたいし感動した。「ありがとう」を伝えに行ったのにジェームス、そして300人の同士からそれ以上のものをもらってしまった。泣いて、心底感動した。

ROC IA SAGAを立ち上げた理由』

だからこそ言えることがあります。

仮に誰かから『貴方の行動は「地に足がついていない」から止めなさい』と言われたとします。それは、「私に死ね。」と言っていることと同じことです。私はまだ生きたいし、死にたくないので今の行動を続けます。万が一、気に食わなければ、私からの情報を遮断する方法はたくさんあります。私はそんなスタンスで生きることにしました。
農業における意識の革命=Revolution of Consciousness in Agriculture(ROC IA)
農家の私が、自分自身の意志、たくさんの人達の協力で、マイナスの考え方をプラスに変え、喜怒哀楽で変化する感情をすべて受け入れることができ、人に愛を与えることで、私は精一杯の人生を生きていけると思ったのです。そして、その生きる術の根幹が農業となりました。
おこがましいことですが、私のように“ふさぎこんで”しまった人に生きる勇気を与えられるのなら、仮にそれが一人だったとしても、私がこの世に“生”を受けた意味があったのだなと、最期の病床で私は思うことでしょう。
そんな人間が代表として経営しているのが、 ROC IA SAGAです。来年、法人化し、商品開発部門とは別に、来期は新たな事業部門を立ち上げます。私は、一般的に出来もしないようなことを「◯◯します」と言い続けています。法人化したら経営理念の心得の中に「社員が心底、感動し、号泣できる仕事をする」と付け加えることにします。
言い続けるからこそ、夢は叶う。
2020年、書籍出版
2025年、株式上場予定。

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国立大学法人佐賀大学とROC IA SAGAが共同研究契約を締結

ROC IA SAGA代表の井手一郎です。

プレスリリース

ROC IA SAGA(代表 井手一郎)は、国立大学法人佐賀大学(学長 宮崎耕治)様と共同研究契約を締結しましたことをここにご報告致します。 

研究題目;

福岡県八女市黒木町産の葡萄の利用促進に関する検討

研究目的;

本研究では、福岡県八女市黒木町産葡萄の新たな活用法の開拓をめざし、その一助となる科学的データを得ることを目的とする。

研究代表者名;

萱島知子 様(国立大学法人佐賀大学 教育学部・准教授)

井手一郎ROC IA SAGA 代表)

社会的背景;

福岡県八女市黒木町でブドウ農家を経営している井手は、栽培の過程でできた色づきの悪い規格外の葡萄が出荷されず捨てられる現状に疑問を抱きました。丹誠込めて作った葡萄がそのまま捨てられる現状を打破したい。またブドウ農家が周年販売できる商品を作りたい、という思いから私の出身校である佐賀大学へ足を運びました。

現在、佐賀大学教育学部萱島准教授とともに葡萄を使った商品開発および科学分析を行っております。

 

この件に関るお問い合わせ先

ichiro.ide(アット)roc-ia.com

090-7989–1187(井手)まで

謝意

この共同研究契約締結に際し、佐賀大学リージョナル・イノベーションセンターURAチームの皆様にご尽力いただきました。この場を借りて御礼申し上げます。また、窓口機関であるURAチームをご紹介いただいた恩師である佐賀大学総合分析実験センター永野准教授に御礼申し上げます。

今後について

ROC IA SAGAは、この共同研究の成果を一つの商品にして、皆様にお届けすべく全力で取り組んでおります。

情報に関しては、随時公開させていただきます。

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今後ともよろしくお願いいたします。

ROC IA SAGA 代表 井手一郎



 

 

 

Yahoo!本社へ。私と事業パートナーを組みませんか?(Yahoo!LODGE)

事業拡大のためYahoo!本社を訪問!

11月30日から続いた視察&セミナー。

去る11月5日(月曜日)。

福岡へ帰るその日に東京のとある場所を視察してきました。

その場所は、Yahoo!本社。

いざ、ガーデンテラス紀尾井町

赤坂見附駅から徒歩数分の距離に東京ガーデンテラス紀尾井町があります。

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前日、0時頃に赤坂見附駅に着き、近くのホテルに泊まり、朝一でYahoo!本社に行ってきました。仰ぎ見れば高いビルが並び、たくさんの出勤する人達とすれ違い、都会を少しだけ体感できる場所www。

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異国感があるDEAN&DELUCA

事業パートナーとの待合せの間、近くのDEAN&DELUCAへ。

ここは異国かい?英語しか聞こえないけどwww。

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Yahoo! LODGEへ

yahoo!本社18階にあるYahoo!LODGEへ。

ここは「コワーキングスペース」、「オープンコラボレーションスペース」「キッチンスペース」など、さまざまな空間が準備されています。

lodge.yahoo.co.jp

もちろんYahoo!本社の社員さんの社員食堂も併設されていました。

それにしても景色が最高やんか!!!!!

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私と事業パートナーを組んでいただけますか?

ROC IA SAGA代表として、事業パートナー、一緒に仕事をしてくれる方を探すことは重要です。

ここで、名刺を取り出し、いそいそと自分の名刺に、私の人生の目的を書き、専用の掲示板に貼付けてきました。

そう私の人生の目的は、「農業における意識の革命を通じて世界中の人々に生きる希望を与えること」です。これを事業に落とし込み事業拡大を目指します。

そのまま書いて貼っていますので興味ある方は掲示板を見に行ってください。

住所はこちらです↓

東京都千代田区紀尾井町1-3 17Fです。

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LODGEコミュニケーターと面談

続いて、私たちの事業内容を応援していただくため、Yahoo!LODGE!の専門スタッフS様と面談してきました。Yahoo!さんとROC IA SAGAがコラボできる日も近いと思われます。

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明治神宮を参拝

この日は天気がとてもよく、帰路につく途中に原宿駅近くの明治神宮を参拝しました。

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結婚式も行われており、素晴らしい日に参拝できたなと感激しました。

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明治神宮参道にて。

明治天皇御製

 

ちはやふる

神のひらきし

道をまた

ひらくは人の

ちからなりけり
 

ROC IA SAGAは、農という苗木を心に植え、愛情を込め育てあげ、ありとあらゆる枝葉を広げていく。やがて、その苗木は大樹となり、無数の枝先には、たくさんの希望という実がなる。その実を次世代の若者が食べ、また苗木が植えられる。

こんな世界を構築します。

事業を共に牽引していただける方を募集しています。

ichiro.ide(アット)roc-ia.com (井手)まで。

農という苗木を心に植え大樹にするROC IA SAGA

国の根幹産業は農業であるべきだ—違いをもたらす違い—

国の根幹産業は農業でなければならない。私はそう思っています。農業を軸にすれば全てが変わる。今の世の中、国の根幹はなんでしょうか?私はよく分かりません。農業を担う農家(私)がこの産業を盛り上げなければならないと、使命感に燃えた視察でした。

野口のタネを訪問

埼玉県飯能市にある”野口のタネ”さんを訪問しました。

noguchiseed.com

在来種、固定種のタネを扱う全国でも有数のタネ屋さんです。当日は、野口勳社長がいらっしゃって、なんとお忙しい合間にたくさんのお話しをお聞きすることができました。野口勳社長は、以前は手塚治虫氏の担当編集者をしていたというから驚きです。店舗外には「火の鳥」の看板があります。

nextwisdom.org

固定種とは、太古から受け継がれてきた野菜のことで、出来の良い野菜を選び、そこからタネを取り、自家採取していました。しかし、今では多くのタネがF1品種です。同じ形質を示し、子孫を残せないタネなのです。

太古昔より引き継いできた農業、国の根幹産業であった農業。

固定種の減少、F1種子の増加にともなって農業が衰退しているのかもしれません。

最後に、タネを数種類購入しました。私が住む福岡県八女市の地で栽培してみたいと思います。ありがとうございました。

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安井トマト園を視察

静岡県田方郡函南町日守にある安井トマト園へ行ってまいりました!

xn--2p1a53przc13b.jp.net

 

園主の安井さんもいらっしゃってお話を伺うことができました。声かけトマトであったり、分かる人には分かるワンピースであったり、本当自然の究極の姿を凝縮した栽培法を垣間みれた気がします。私はブドウ農家なのですが、応用できる点が多数あって今年から取り入れたいと思っております。

静岡県のこのエリアでは、トビイロウンカの被害が猛威を振るっています。枯れたように倒れているのがそれです(左)。右は被害がほとんどない。同じ圃場内で、仕切りもないのに、この違いです。まさに、違いをもたらす違いです。驚愕しました。

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お時間をとっていただき、この場を借り感謝申し上げます。

上記2件の視察から得られたもの

99%でなく100%であれ

この世に生を受けた以上、人は人生の目的を見つけ出さなければならない。そして、その目的達成のために100%のエネルギーで行動し愛をもってその目的に到達しなければならない。

まさに、野口さんも安井さんも全力でした。100%で目的地へ進んでいらっしゃる。

私の人生の目的

私の人生の目的は、「農業における意識の革命を通じて世界中の人々に生きる希望を与える」ことである。

人生の目的をさらにブラッシュアップさせる

農はこの世の全てである

営みであれ業であれ「農」とはこの世の全てである。太古昔より「営み」であった「農」が、農業革命を皮切りに「業」に変わった。さらに、その後の産業革命、情報革命により人は「農」を支配しようとしている。しかし、全てを支配することはできない。一線を越えた理論に基づき形作られた「農」はいずれ崩壊し、世界は崩壊する。

希望を与える農業にする

本来、「業である農」は人々の心に温かさ、安心を与え、希望を与えなければならない。かつての「営みである農」はそうであったに違いない。いつからだろうか、拝金主義化された農が美徳になり、人はそれを追い求めはじめた。そこに心はあるのだろうか、感情はあるだろうか、希望はあるだろうか?

人は死へ向かって歩いている。国、世界もまた、崩壊へ向かって歩いている。農は国の根幹であり、農が全てである。

技術革新を伴った原点回帰された「農」。これが私の目指す「農業」の形である。

「農業における意識の革命」

農業を担う人間が冷遇される時代に終わりを告げなければならない。その苦しみ、悲しみを知る者が先陣を切り、その意識を変え、行動を起こすことで革命は成し遂げられる。

農業革命、産業革命、IT革命、そして、我々がおこなう「農業における意識の革命」である。

この革命を以て農業を再構築し、私の人生の目的・ミッションとする。

農という苗木を私の心に植え、愛情を込め育てあげ、ありとあらゆる枝葉を広げていく。やがて、その苗木は大樹となり、無数の枝先には、たくさんの希望という実がなる。その実を次世代の若者が食べ、また苗木が植えられる。

私の人生の目的

私の人生の目的「農業における意識の革命を通じて世界中の人々に生きる希望を与える」。

ROC IA―Revolution of consciousness in agriculture―

農業における意識の革命が今ここではじまった。

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