今が本当の旬のブドウ “巨峰”がパック詰めされるまで♪

こんばんわ!

いっちゃんファームの井手です。

今日は、ブドウの収穫〜選果〜パック詰め(箱詰め作業)までを書いてみたいと思います!

収穫前日、当日に収穫するブドウに目印を入れます!

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こんな感じで袋を破って、色づきを確認します。

夕方以降になると暗くなってしまい、色づきが分からなくなるからです。

遅くても15時頃には畑に行ってこの作業をします。

黄色い付箋みたいなものをホッチキスで留めていきます。

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早朝5時に畑に行って収穫します。

コンテナにブドウを入れて帰宅。

作業小屋でブドウの選果開始します!!!

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一つ一つ袋を破いてブドウを出します。

このとき腐れだったり裂果したものはハサミで取り外します。

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パック詰め作業の開始です。

ブドウをある程度袋から出したら、次はパック詰め作業になります。

電子秤を準備します↓f:id:ng532ga216:20190813213334j:plain

こちらはパック用のフィルムです↓

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こちらはパックです↓

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ブドウを持ち上げて、くるっとブドウの“顔”を探します。

“顔”って何?と思われるかもしれませんが、一番見た目が良い部分です。これをパックの表に見えるようにするんです。少しでも奇麗な方を表にすると言った感じですね。

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次にパックに入れていきます。農協の部会の規定では1パック皆がけで364g以上という決まりがあります。一房で364g以上ある場合は、一房パックとして詰めます。

仮に、364以下の場合は、“合わせ”といって2房以上で詰めていきます。

例えばこちら↓

このとき、ブドウの“顔”を下向きにして入れます。あとでパックをひっくり返すからです。

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269gしかありません。

どうしよう。364gないじゃん…💦となったら、364g以上になるように別のブドウを合わせて詰めていきます。

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ここで大切なポイント!!!!

パックをかぶせてひっくり返します。

つまり、ブドウの“顔”をパックの下に向かって詰めていたのですが、写真のようにパックをかぶせてひっくり返すことで“顔”が表に出てくるんです。

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こんな感じです↓

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そして、フィルムを貼ります。

 

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一応、最後に秤で最終確認。

今回はギリギリOKですwww。

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最後に色味と粒の大きさを合わせながら箱詰めしていきます。

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この状態までして、農協選果場へ持っていきます。

ここまでが農家の仕事となります。

その後、選果場で等級検査が行われ、選果場から大型トラックで各市場へ運ばれセリにかけられスーパーに卸されます。