いっちゃんファーム-ICCHAN FARM-

福岡県八女市黒木町で安心安全な野菜と加工品作りを行っています。

佐賀大学へ行く本当の理由は?思考は現実化する

いっちゃんファームのいっちゃんです!

耕作放棄地が広がる現実

いつの間にか、農業という職業は、休みもなく安定した給料も入らず、忌み嫌われる職業になってしまいました。

皆さんの家の周りの環境を想像してみてください。そもそも畑がないなんて、ざらだと思うし、管理されていた畑がいつの間にか耕作放棄地になって荒れている、そんな場所ありませんか?

私が住んでいる地域も例外無く、耕作放棄地が増えています。

なぜ耕作放棄地が増えるんだろう。

なぜ農業を辞め離農するのだろう。

ここ数年、ぼくがずっと考えていることです。

理由は一つ

理由は、簡単なことでした。

「稼げないから。」

至極、当たり前なことです。でもこの当たり前なことが解決できていないんです。

本当にそうなんです。

今でさえ、IT、AIなどネットと農業の融合みたいに騒がれていますが、本筋(木でいうところの幹)ではない。農業の根幹の部分が改善されない限り農業は衰退していく気がします

このままでは、農業が終わりを告げてしまう…農家がいなくなってしまう。

「よし、やってみよう」

このモヤモヤした気持ちと、いろいろな思いが頭をよぎり、考えに考えを重ねた結果、

「よし、やってみよう」

農業をやっていてよかった、農家になってよかったと胸を張って言える世界を目指そう!

しかし、さもカッコいい感じで、あーだ、こーだ、理屈っぽく言っても、農家であるぼくが行動し、ぼくが変わらないと意味がない。

「よし、やってみよう」

頭でっかちのこの頭で考えられるもの、一個一個を実践しはじめました。

それは、一言で言えば情報収集と実践です。

農産加工品を作ってみたいと思えば、面識がない人でも、メールや電話をしていきました。

「初めてご連絡致します、私、八女で農家をしています…」

べらぼうに高い金額が見積もりで上がってきたり、手が出ないくらいのロット数だったり…、そういった意味では大変勉強になりました。

その中で、先日、恐れ多くも母校の佐賀大学に行きました。

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ー2008年佐賀大学農学部を卒業ー

卒業後11年もたっていたことに驚いたのはここだけの話。

学部時代の研究室の先生へ行った理由は、純粋に私の取り組みを知ってほしかったのです。そして、アドバイスをいただきたかったんです。農業に対する考えや思いは、伝えてはじめて具象化されます。悶々と思っていただけでは妄想に過ぎません。私はこういうことをしてみたい、やってみたい、何かご存知ですか?といった具合です。 後で思えば、抽象的な質問ばかりしていたなぁと笑。

先生とお話しする中で農業、加工品についてアドバイスをいただき、さらに学内の専門部署、お知り合いの先生までご紹介していただきました。私自身、とても嬉しくて帰りの車中では笑みがこぼれていました。

計2回ほど佐賀大学に行ってますが、2回とも雨でした。どうも雨男のようです。

雨が降った日には佐賀大のどこかに私がいることでしょう…笑。

…脱線しましたが、話しを戻しまして…

農業=尊い職業

いろんな方とお話をする中で、“農家”ほど恵まれた職業はないということが分かってきました。私自身、農家として考えても見なかったことです。

農業には価値がある。

その価値をいかに伝えられるか。

熱意、情熱をいかに届けられるか。

「よし、やってみよう」

明日もまた

「よし、やってみよう」

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文章:井手一郎

農家/野菜ソムリエ/農学修士(佐賀大学)

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