メタバースと柔道弐段の整合性

講道館柔道弐段に昇段しました!

この記事は、冒頭、柔道の話から最後はメタバースの話で締めくくっています。関連性なんてないと思うそこのあなた。ぜひ最後まで読んでみてください!!!!

「なんで柔道やってんの?」

実は、私、こんな過去があるんです。

小学校5年生くらいから柔道を習い始め、その後、中学校3年間、高校数ヶ月の柔道歴です。およそ、5年くらいですね。

それ以降、柔道を辞めていました。

でも心のどこかで「また柔道やりたいな!」と沸々と思っていたわけです。でも柔道を始める勇気もない、そんな学生時代でした。

柔道再開の転機

私が大学4年生くらいのときでした。

当時通っていた大学から少し離れた中学校の道場で「少年柔道」があることを知り、連絡を入れ再開することになったのです。運良く当時住んでいたアパートの近くに道場の先生が住んでいて、練習日に車に乗せてもらい通っていました。とてもありがたいことです。

「初段=黒帯」を取りたいという沸々とした衝動を抑えられず、この「少年柔道」に通い始めます。相手は小中学生です。力は私の方が強いのですが、柔道というものは力任せというより体の使い方、脱力感がポイントです。合気道を思い浮かべてもらったらわかりやすいかもしれません。

当時の道場には、名門高校の柔道部から練習に来たりして、もちろん道場の先生たちと練習したり、相手と組んだだけで相手の強さがわかり腰が引けたりしてました。

無事、昇段審査を通り、初段=黒帯になります。初段の昇段審査はどこも同じだと思いますが、相手は中学生がほとんどです。私にとっては「とても助かりました、笑」。

私の黒帯には、「贈 〇〇道場」「井手一郎」と刺繍が入っています。昇段祝いに贈っていただいたものです。今でも使っています。

大学卒業と同時に地元に帰り、柔道を一旦辞めました。

でもまた「心に沸々と柔道やりたい」気持ちが沸き起こります。柔道から離れて10年以上が経ち、37歳になってまた地元道場で柔道を再開しました。

再開後、弐段の昇段審査を受験、その1年後。ようやく弐段に昇段しました。

弐段審査の試合相手は高校生か大学生。力と技で負け、ようやく勝ちました、笑。最後まで根気良く審査を受け続ける「諦めない心」が必要です。

そして、本日その証書と館員証が手元に届きました。ちゃんと「貳段」って書いてある(難しい感じの方の二段)。

感無量です。

メタバースと柔道の狭間で体感する人間とは何か?

さて、ここからがようやく本題です、笑。

AGIによるパラダイムシフト

昨今、AGI(汎用人工知能)が急速に高まり、2025年にシンギュラリティーになると言われています。メタバースがその代表例で、映画「マトリクス」の世界観が私たちの社会で構築されようとしています。VRゴーグルをつければ目の前には仮想空間がひろがっていてそこで会議ができたり、買い物ができたりします。

例えば、ChatGPTのように質問を投げれば自動でAIが解答をしてくれたり、Being Chatでは感情豊かにAIとチャットすることができます。あらゆる手段、方法がAIで代替されつつあります。

もしかすると研究論文もAIが自動で書いてくれ、Midjourneyは、投げかけたキーワードで自動で絵を描いてくれます。そんな時代です。落合陽一先生は動画でAIを実際に使いながら説明しています。一見の価値ありです。しかも、それが5秒で自動生成されたりしますね。過去記事にも書いているようにこれはトレンドではなく新たな社会の到来です。

人間が人間たる所以

AI社会の中で、「人間とは何か?」という問いが生まれます。全ての手段と方法を実践する必要がなくなるんです。だって検索窓にキーワードを入れたら秒で終わるんですから…。スティーブン・R・コヴィー博士の「7つの習慣」では、人間が人間たる四つの独特な性質として「自覚」「想像力」「良心」「自由意志」とある、と言っています。例えば、「自覚」とは自分自身を客観的に見つめる力です。「あなたが部屋の片隅に座っている映像を思い浮かべてください」と言われたとします。人間はこれを容易に想像することができるでしょう。それが人間が人間たる所以なのです。他の動物にはそれができないのです。

大恋愛と柔道しか勝たん!

人間に残されたのは「大恋愛」と「スポーツ」だ、と落合陽一先生は言っています。ハラハラドキドキする感情、なんとも言えないキューッと締め付けれる心模様。スポーツも一緒ですね。例えば、柔道。相手の道着を掴んだ瞬間、相手の強さがわかる。柔道(スポーツ)している間は無心になれるあの感情。

これは今だに、AIは代替できていません。

日本の侘び寂び

鈴虫の鳴き声は外国人にとっては雑音だそう。しかし、日本人は音楽に聴こえる。同じ文字でも読み方が違う。同じ文章でも意味合いが異なることはよくあることです。

日本は島国であることで海外からの文化が入りにくく、日本独自の文化が形成されています。侘び寂びの心を持つ日本人が勝つ時代の到来かもしれませんね。

終わりに

メタバースやAIを駆使しつつ、柔道でリアル人間を形成する。使われる側より使う側。

柔道で無心になれて、帰宅したらAIやクリエイティブ思考であらゆるビジネスを組み立て実践する。私の肩書きは無限です。無限であるが故に何にでもなれる。それを秒で実践できる社会が2025年です。

そして、下記の道着。昇段祝いに買いました。

九櫻道着です。あえて、ミズノ道着ではなく、あえてネームを金刺繍ではなく赤刺繍にしました。これは、あえて「ずらし」ました。「これいいな」から「ここ攻めてみよう」という感じです、笑。これも人間性の担保です。

さて、今日も大恋愛と柔道しましょうか!

人が人でなくなる瞬間

人が人でなくなる瞬間

今回は、落合陽一先生とシェイン・グウ氏の対談から私が感じたことを書きます。

最終的な問題的は、「あなたは今、生きていますか?」です。

もっというと、「あなたはマトリクスの世界に行きますか?それとも畑を耕しますか?」です。

なんのこっちゃ?

もしそんな感情を抱いた人は読んでみると面白いかもしれません。

www.youtube.com

生成系コンテンツは手段コストの削除

それでは、この動画の内容を拾いながら話を展開していきますね。

OpenAIが開発している主なジェネレーティブAIは下記のようなもの。

  • チャット「ChatGPT」
  • 画像「DALL-E2」
  • 音楽「Jukebox」
  • 音声認識「Whisper」
  • 3Dモデル「Point-E」

もちろん他にもたくさんのAI技術とくに生成系が誕生しています。つまり、今までは人間が手を使って物を描いたり、時間をかけて調べていた部分をAIに投げれば自動で回答がなされるということです。

特に、最近注目を集めているチャット「ChatGPT」は質問をチャット形式で投げれば、自動で数秒以内に回答が出てきます。例えば、学校の宿題で出される数学の問題をChatGPTに投げれば、すぐ解答が出てきたり、論文を書いてと頼んだら書いてくれたり。YouTube動画を見ることなく、勝手にその動画を要約してくれる時代です。今まで人間が手と頭を使って解決していた「手段・方法」を数秒で解決してくれるんです。驚きです。

とっても楽です。だって丸投げすれば勝手に、しかも正確に回答してくれるんですから。

しかし、これには良い面、悪い面があります。しかも、すごくやばいことだと私は感じています。一つ目の良い面からいきましょう。

良い面

今まで私たちは、困ったらエゴサをしていました。「ググる」という言葉に代表されるように、いちいち調べてどれが最適なサイトだろうってエゴサしまくって解決していたんです。これって結構面倒だと思いませんか?でも、ChatGPTがあれば、それを省略できます。調べる時間を省略できます。

今後、さらにこんなこともでき始めるでしょう。例えば、人が日々の生活の中で困ったこと、助けてほしいことがあったら、それを言葉に発し、それをスマートグラスもしくはAIが埋め込まれたコンタクトをつければ目の前の視界に文章として解答が見える。もしくは、英語が話せない聞き取れない人でも、このデバイスをつけておけば(埋め込んでおけば)、相手の英語が自動翻訳され、脳波、AIデバイス骨伝導を利用し、耳に声で、その翻訳が届く。そして、返答もこれを話したいと”思った”だけで自動で目の前の視野に英語の文章が見える。あとはそれを発するだけ。声に出さなくても電波で会話できる。

つまり、ありとあらゆる「手段・方法」が全部自動化される利点もあります

しかし、これはやばいとも言えます。

悪い面

思考の断絶です。「人間が考える手段・方法の全てのことはGoogleサイトに記載されている。あとはその情報にアクセスできるかどうか?」人は、無限の思考力を持っているとされています。しかし、これいいアイデアだなと思って色々調べると、世界の誰かが同じようなことをしていた。よくあるパターンです。この場合、それは「手段・方法」についてです。この手段と方法を完全にAIに投げることができるということです。

しかし、目的は人それぞれ違うわけです。その手段・方法を使って何をしたいのか?目的は人の数だけあります。AIというのは平均化された情報群でもあります。一般的な回答を教えてくれるわけです。それをそのままやったら平均化されたものしか生み出さないとも言えます。

よく手段と目的を履き違えるな!と言われます。この通りです。あなたは手段を目的にしていませんか?私たち人間は手段ではなくその先の目的、得たい感情を求めていませんか?

「いや、俺は手段のためにやっているんだ。それでいいんだ」となった場合、「人が人である理由はあるのでしょうか?」

映画「マトリクス」のようにAIによってコントロールされていいのでしょうか?

人には感情があります。同じ事象を見ても、人それぞれ受け取り方は違います。同じ「嬉しい」という気持ちでも人によってその大小、微妙な受け取り感覚は違います。これが人を人たらしめる理由です。それを全部なしにしてAIに丸投げしよう。そんな気がしてなりません。

メタバース世界もそうですね。メタバースは、体と意識を離して、意識だけメタバースに移行させる。これは本当「マトリクス」の世界。

現実になろうとしています。

AIにより「手段・方法」の省略は可能です。しかし、我々は得たい感情を手放してはいけないのです。そして、その得たい感情は、手段・方法が同じでも人によって全然違うのです。それが人を人たらしめる理由です。

シェイン・グウ氏が分析する時代区分 それぞれの時代の「リーダー」

AIによって手段方法が自動化されます。つまり、数学者、物理学者、エンジニア、英語習得者など専門的な技術的、言語的知識がない人も彼らと対等に勝負できる時代になったということです。

日本は島国です。他の国と違い、他国と国境を面していないからこそ独自の思考回路があります。それは、「侘び寂び」「鈴虫の鳴き声が騒音でなく音楽に聞こえる」。この「クリエイティブさ」が他国と全然違うのです。

茶道、漫画もそうですよね。

日本独特の文化とも言えるでしょう。その大前提に立って、うまくこれらのテクノロジーを使いこなす側に回りましょう。私は、これを言いたいですね。AI社会の波は止まりません。今後、二次曲線のように幾何級数的に伸びていきます。その社会で、使われる側ではなく、使う側に回ろうと。

私はPBLや探求という視点で学生さんと一緒に商品開発してます。このAI技術の到来によって手段・方法は全て自動化されます。つまり、「商品を作るための〇〇」だけなら自動化されるということです。プロジェクトを走らせる意味がなくなります。人が人たらしめる理由は、感情です。感情なきプロジェクトはなくなります。

私は、「感情」に焦点を当ててます。心理学・哲学っぽくなります。だって「感情」に焦点当てると、行き着くところ「人とは何か?」ってところに辿り着くからです。

つまりこれは、非言語の世界。ノンバーバルな世界です。ここで勝負したいよね。だってあとはノーコードで自動でやってくれるんですから。

 

最後に、AI社会において最も重要なことは「質量のある体験」です。

これはこの動画を見てください。

www.youtube.com

この動画を見て、ある体験を思い出しました。

・・・

実は、八重洲ブックセンターが2023年3月に閉店します。
思い出深い書店だったな。なぜこれが重要か?私は赤坂見附から財布とスマホを持ってグーグルナビ頼りで、電車に飛び乗り、数分後、東京駅を手ぶらで歩き、ブックセンターへ。
お目当ての本を蔵書検索し探すも見つからず、店員に聞き、無人レジで購入する。その本を手に持って、東京駅に入り乱れる無数の人間と違う方向に小走りに歩き始める。
電車に乗ってその本を広げ、読み始める。これをやっているのは東京駅で私だけ。
そして、その本が今、私の黒木の家の本棚にある事実。この本を見るたびに、この一連の行動が思い出される。これこそ「付加価値化された本」ということ。Amazonポチれば終わり。
でもあえて本屋に行く。あえて店員に話しかける。
あえて、スマホ人間達で溢れる電車内で本を広げる。
馬鹿馬鹿しくはない。
ぶっちゃけて言うと、これが私の人生の縮図。
メタバースとリアルの中間を攻めている事実。

人が人たらしめる理由もここに隠れていそうです。

 

一緒にやりません?

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roc-ia-saga.com

 

 

みんな学校好き?

みんなは学校好き?

まず、このツイッターの記事をみてください。

これが現実です。

これが全てだと衝撃を受けました。私と同じ気持ちの人向けに、以下の文を書いたので読んでみてほしいと思います。

私もあなたと同じように学校が嫌いでした。嫌いというか、そういう場所なんだと思うようにしていたが正直なところです。

学校は基礎科目の習得、コミュニケーション能力を養う場とされていますよね。

でも、中には私みたいに、

「学校めんどくせー。」

「なんで行かなきゃいけないの?」

「この校則、めっちゃブラックじゃん?」

「友達関係でギクシャク…」

そんな気持ちを持っていました。

中には、いじめられたり、いじめまでとは言わなくとも仲間はずれになったり。

時として、学校に行くことで精神が病むなんてことは容易に想像ができます。

でも、私自身、学生時代にこれが不正解とは思っていなかったんです。仕方のないことだ。受け入れるしかない。時間が解決してくれる。当時の私は、良し悪しの判断もできない学生でした。

当たり前かもしれないですね。

その判断基準が分からないからです。当時はSNSもほとんどない時代でした。

声を上げる生徒達、先生達

学校教育の課題でよく挙げられるのが、下記のキーワード。

#ブラック校則 #いじめ問題 #ブラック教員

SNSが広がり、匿名で自分の思い、考えを公開できるようになりました。時代がやっと追いついた感じがします。

校則を学生たちが自主的に作り、学校側(先生)に提案するルールメイキングもその一つです。今の教育はおかしい!という学生達の強い思いがあります。教員側も今の教育に不満があり、おかしい!となればSNSでそれを発信し、オンラインイベントを立ち上げ同志を募る。そんな時代になっています。

大学変革も始まった

私は、産学連携教育イノベーターとして活動しています。

この資格は、主に大学実務家教員育成のための資格スキルの一つです。一般的に、大学教員は、大学を卒業し、大学院へ行き、博士課程で研究実績(博士論文など)が認められで博士号を取り、ポスドグ、助教、准教授、教授と昇進するのが一般的です。しかし、大学でも教育の在り方が検討されています。いわゆる「大学教育の変革」というものです。

社会人経験を一切せずに、大学で教壇に立ち教育を行うのが一般的。しかし、よくよく考えてみると、その先生に進路指導や就職指導をしてもらいたいか?と聞かれると、うーん、どうなんだろう、となるのではないでしょうか?

また、昨今、大学は地域密着を掲げるようになりました。地域との結びつきを生かし、イノベーションに繋げるというものです。

そこでは、やはり今の制度では教育と地域密着を行うのは難しいとなり、社会人経験を有する教員を採用し始めました。これが簡単にいうと「実務家教員」という職業です。

私が考える大学は、研究と教育の両輪で成り立っています。研究領域は大学の研究者が行い、教育は「実務家教員」が実践する。そして、お互い連携を保ちながらブーストさせていくというのが私の考えです。

課題探究の主人公は誰?

同じ頃、高校では、課題探究授業、総合的な学習の時間が設けられ、大学では、「PBL」という科目ができました。いわゆる、大学と地域が結びつき、学生の視点で地域課題を地域の皆さんと一緒に解決していくというものです。

一番難しいのは、高校、大学の授業時間は決まっています。一年もしくは半期で終わらせなければならず、単位認定をしなければなりません。

もしかすると、中途半端に終わっている現実があるかもしれません。でも、課題を投げた地域内企業、個人は、そんなこと関係あるはずもないのです。おそらく、今、このミスマッチが浮き彫りになろうとしています。

そこでこういった課題探究を行う主人は誰か?を考えてみました。

紛れもなく、学生個人と課題を持っている個人です。周りの教員(大人)はサポートする側に回らなくてはなりません。でもよくよくみると大人、教育機関が主人公になってその広報のために学生が使われている気がしてならないのです。

私はあえて学生”個人”、企業人であっても”個人”という表現をしました。課題を解決するのは突き詰めると個人です。一人の人間です。それなしに、ひとくくりにして学生、企業とするのはいささか私は不満です。

そうはいっても、大学だし、高校だし、仕組み上できないんだよと言われればそうです。

ちょっと私、手をあげます!!

仕組み上できないとするなら、民間の立場で私がやります。私が教育機関と連携を構築し、協力してもらいながら、私がやります!

毛嫌いする教育機関もあるでしょう。土足で踏み入れてしまうわけですから。でも、そうでもしないと改善されないのも事実。そして、こんな私を受け入れてくれる教育機関があることも事実です。

ROC IA SAGA合同会社という会社を立ち上げました。

「ちょっと私、手を上げます!!私、やります!」

このスタンスです。

私は、今でも農家をしています。教育界なんて踏み入れたことがない世界です。

ゼロイチでやっています。本当「はじめまして〇〇と申します。」から入るんですね。忍耐はつきますよ。

何もないからできる!何もないからお願いできる!

私は教員でもなければ学者でもない。ただの人です。そこら辺にいる人です。

教育に不慣れなら、得意な先生と協力したい!課題探究で商品開発するなら、栄養学の先生と連携したい。お願いができるんです。

道半ばです。

でも、私みたいな人間の話を聞いて、「やりましょう!それ叶いますよ。いいっすね!」と言ってくれる人がいます。だから頑張れる。

 

一緒にやりませんか?

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緊急ブログ!行動するために必要なこと!6選

緊急でブログを書いています。

これは書かずにはいられない、と思いたち、隙間時間を利用して記事を書いています。

こんにちは!こんばんわ!おはようございます!

 

さて、みなさん、こんな経験ないでしょうか?

「俺はできるやつだ!行動してやるぞ!Do!Do!Doだ!!!」。

でも実際に、行動した試しはない。

できたとしても三日坊主。

長続きしない。

 

大丈夫です。この記事を最後まで読めば、サクッと解決します。

 

早速、その方法について書いていきましょう。

❶ 目的を明確化する

前回のブログにも書いたように、本来の目的を決めます。

例えば、英語学習では、学習が本来の目的ではなく、英語を話すこと、英語を聞き理解できることが目的のはずです。単語帳を開き、単語を覚えることが目的ではありません。それは一つの手段に過ぎません。これをまず、ふか〜く理解します。

そして、さらに言えば、「世界中の人たちと英語で何不自由なく、コミュニケーションを取り、人生って素晴らしいと思うこと」。これが目的であれば、その手段は無限大に広がることを理解してください。

❷ 楽しいしか勝たん!

世界中の人とコミュニケーションを何不自由なく、しかも超簡単に実践できたらどう思いますか?楽しいですよね!

そうなんです。楽しいんです。

でも英語学習することを目的にしてしまうと、楽しくない=辛い=苦しいんですよね。英語学習となったとき、みなさんは何をしますか?

まず、書店に行き「超簡単!単語帳」とか「これさえマスターすれば英語がしゃべれます!」などの本を買うでしょう。そして、家に帰り、こんなの全然覚えられないじゃんと感じ、その結果、三日坊主になります。

あなたの本棚には新品同様の単語帳、文法書などがたくさんあることでしょう。

既に、参考書が家にあるのに、「書店に行って参考書を買う」という行為は、自己承認欲求、物欲です。だからこそ、書店に行って目的のもの以外に、ペンを買ったり、手帳を買ったり、その道中でも、コンビニに寄ってコーヒーやジュース、パンを買ってしまうんです。そもそも買う必要のないものです。

英語についていえば、「世界中の人たちと英語で何不自由なく、コミュニケーションを取り、人生って素晴らしいと思うこと」を目的に置きましょう。

だからこそ、楽しいという感情をあなたの中に、植え付け、しっかり水をやりましょう。実は、この水をやる行為もとても重要です。後半にその方法も書いています(お楽しみに!)。

❸ 思考は満点なのに結果は0点がなぜ起こる?

このスライドを見てください。

人は、思考する生き物です。みなさんも、こうありたい!と夢を描き、いろいろな想像をすると思います。

例えば、こんな感じ。

みなさん想像してみてください。

「あなたは薄暗い部屋の中にいます。そこには一つの椅子があり、あたりはチラチラ見渡しながら何が起こるのかビクビクしながら、その椅子にあなたは座っています。その光景を上からもう一人の自分が見ています。」

さて、想像できたでしょうか?

私の説明文が下手かもしれませんが、実際にその情景を思い描くことができると思います。これは人間特有のことであり、他の動物はそうではありません。

 

繰り返します。

人は、思考する生き物です。

上記スライドを見てください。

ありとあらゆる未来の可能性、夢を思い描き、いつかそう自分もありたいと思うものです。その時点でみなさんは100点満点なのです。120点かもしれません。

しかし、いざ、その思考を行動に移そうとしたとき、何もしないのです。いわゆる「0点」になってしまう。

なぜこんなことが起きるのだろう?私はとても不思議でした。私自身のことなのに不思議でたまらない。

 

私なりに、細分化してみました。

まず、「私は思考します」。次に私は、そのために何ができるだろうと「タスク化」します。その次にそのタスクを「行動」させます。その結果、文字通り「結果」を得ます。

私は発見しました。当たり前のことですが、思考と結果の間には「タスク化と行動」が存在しているんだ、と。

そして、「タスク化と行動」は総じて楽しくないんです。苦しいんですよね。だからやらない。やらないんですよね。私自身そうです。

❹ 思考から結果をダイレクトに得ようじゃないか!

だったら「タスク化と行動」を一旦外してみよう。

それが下記のスライドになります。

これだったら無敵じゃないですか?

だって、思考したらすぐにその通りの結果を得るんです。ポイントは「すぐに」「簡単に」しかも「楽しく」できるんです。

❺ 英語最速術

次に、「タスク化と行動」を一旦考えずに、思考と結果を最短最速で行うにはどうしたら良いか?を考えます。ポイントは、いかに「楽しく」できるか?ワクワクできるか?

例を挙げたいと思います。

英語を書きたいと思います。だったら書けばいいんです。

前回の記事で説明に使った英文です。

英文;

[A report by marine ecologists in the journal Science makes credible the possibility that the world's supply of seafood will disappear within fifty years.]

和訳(意訳);

「サイエンス誌での海洋生態学者からの報告で、50年以内に世界の海産物の供給がなくなるだろうという予想が真実味を帯びてきた。」

 

よし!これをパクって英文を作ってみようじゃないか?そう思い立ちました。

日本語;

「先生からの報告で、明日の試験がなくなるだろうと言われた。」

英語;

[A report by my teacher in my class meeting makes credible the possibility that tomorrow's exam will disappear. ]

こんな感じです。元の英文をパクります。太文字の部分はパクっている箇所です。

一応、Grammarlyという文法チェッカーにかけてみたら「Nice, job!」だそうです。

 

次に、英語を話したい!とします。だったら英語で話せばいいんです。

YouTubeに英語学習用の英和付き和訳動画があります。

こういう動画です(下記動画)。

www.youtube.com

私が、ジャックマーがかっこいいなと思ってこの動画を選びました、笑。

この動画の中でこんな発言があります。

英語;

[I'm coming to this world not to work, I want to come to this to enjoy my life.]

和訳;

「私はこの世界に仕事ではなく、楽しいことをするために来ました。」

となります。

これでいいんです。これを楽しんで暗記する。そして、実際に使ってみる。話してみる。英語圏の人がいなくても目の前にその人がいるかのように話してみてください。

これで英語が話せました。

[I'm coming to this colleage not to study, I want to come to this to enjoy my life.]

とか言えたりするんです。

ポイントは相手に伝わっているかどうか?

英語はコミュニケーションの手段に過ぎません。

ちなみに、同様に、Grammarlyにかけてみたら「Nice, job!」だそうです。

 

お気づきでしょうか?ここに文法も単語暗記も存在していません。

英語を話したいという思考をし、即、英語を話す、書くことができました。

あとは、自分が好きな英語表現を見つけ、覚え、単語を変えてみるだけです。

以上です。

ときどき、「この英語があっているかどうか?」を聞く人がいます。

もしそういう人がいたら、こう切り返しましょう。

YouTubeに上がっている○月○日のジャックマーの対談動画で同じことを言っています。皆、その英語を理解しています。何か問題でもありますか?」

もしくは、元引用英文をその人の目の前で広げ、

「この雑誌の139ページの22行目に、この表現があります。私はそれをそのまま使っています。何か問題でもありますか?」と。

 

これはあくまで、英語をコニュニケーションの道具にする話です。試験でチェックが入った!点数が引かれた、となる場合があるかもしれません。しかし、よく考えてみてください。その目的は、「試験で満点を取ること」が目的です。今回は、「日常的に、英語で楽しくコミュニケーションをとる」ことを目的にしています。

❻ 0秒実践法

次に、日々の行動を促すための実践法を説明します。

準備するもの;タイマー

今までタスクだと思っていることを一つだけやってみてください。

本当に何でもいいです。

例えば、「顔を洗うタスク」「髭を剃る」「ブログを書き上げる」「SNSに投稿する」

そのときに、そのタスクにかかった時間をタイマーで計測します。あなたも私も同じことを考えていました。

「顔を洗う」にかかる時間は、30分もかかるはずだ。苦しそうだな、止めよう。

「髭を剃る」にかかる時間は、1時間もかかるはずだ。苦しそうだな、止めよう。

「ブログを書き上げる」にかかる時間は、30年くらいかかるはずだ。できるわけない。止めよう。

SNSに1日10回の投稿をする」にかかる時間は、38年くらいかかるはずだ。無理やん。止めよう。

この前提をゲシュタルト崩壊させるためタイマーで計測します。

「顔を洗う行為」は1分です。

「髭を剃る行為」は5分です。

「ブログを書き上げる行為」は30分〜2時間くらいです。

SNSに1日10回の投稿をする」は15分〜30分です。

あなたは、実際に、タイマーでタスク完了までの時間を計測して、その違いに、はっと気づいてください。驚いてください。さまざまなタスクは、そんなに時間がかかりません。上に書いた4つのタスクを毎日完了させるために2時間もあれば余裕です。その2時間を隙間時間でやるだけです。

昼休みに、テレビを1時間見たというタスクの代わりに、これらを進めてみてください。

科学的にも証明されていることは、人の集中力は長くても30分しか続きません。ポモドーロテクニックという手法があります。25分仕事して、勉強して、5分休む。この繰り返しです。もし、30分以上かかるタスクは改善しましょう。いかに楽して、楽しんで30分以内に終わらせるかを考えます。

このブログは、ここまでで、4000字です。二日がかりで積算すると2時間くらいかかっています。図を作ったり、溢れ出る思考を書き殴っているとこうなります。

なので、私は、これを30分で終わらせるために効率的なブログの書き方はないだろうか?と考え始めるわけですね。すると、「効率的なブログの書き方」を人に教えることができる。こうやって、思考と結果を最速で行おうとしています。30分は長いと思ったら5分で終わらせるためにはどうするか?いろいろな発想が出てくるでしょう?

 

❼ Apple Watchで脱スマホ

私はスマホ人間でした。24時間肌身離さず閲覧していた人間です。スマホ通知に気を使い、ずっと眺めている。そんな人間です。あるとき、「スマホいらないよね?」に行きつきました。本来はガラケーで良いはずだ。LINEと電話が使えれば問題ない、と。

ガラケーを買うにもお金がかかりますし、運良く私は、Apple Watchを持っている。Apple Watchスマホのように使おうと思いました。Apple Watchに通知が全て来るように設定して、音声入力で返信する。その間、スマホはカバンの中です。

スマホは必須です。

タイマーもスマホの機能ではなく、安いストップウォッチを持っています。可能な限りスマホを触らないようにするんです。

最後に、これはいいよね!という手法をお伝えしてこのブログを終わります。

「楽しいという感情をあなたの中に、植え付け、しっかり水をやりましょう。」

画面に「まじかよ笑 楽しいじゃねぇか?」を入れていますw。

いつみても楽しくなります。

これが「楽しいの水やり」です。

もう少し、この辺りを深掘りしたいと思ったそこのあなた。

こんな本はいかがでしょう。

心理学の中にある「潜在意識」と「顕在意識」の話です。