【ラジオ出演決定】FMたんと79.3MHzに登場します!

「私たちの想い、気持ちを多くの人に届けたい。」

ROC IA SAGAを立ち上げ、弊ブログやROC IA SAGAオフィシャルブログを通じて情報配信をしております。

roc-ia.com


その理由は、一人でも多くの方に、そして日本中の人達へ、私たちの取り組み、想いをお伝えしたいからです。

そして今回、その想いが通じ嬉しいことに、ラジオ出演が決定しました。

 

大牟田市にあります「FMたんと79.3MHz」様に出演させていただきます。

www.fmtanto.jp

出演日

日時;9月11日(水)18:35〜19:00

番組名;さんせっとTANTO

パーソナリティは「どんだけそんだけこんだけー」のDJ☆IKKOさんです!

ゲストで私、ROC IA SAGA 代表 井手が登場いたします。

どうぞ、よろしくお願いいたします!

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♪まめ知識をここで一つ♪

「FMたんと」様の“たんと”の意味ってなんだろうと思っていたらHPに記載がありました。

「たんと」という言葉には、大牟田市みやま市荒尾市が、石炭とともに栄えた地域であるという「炭都」の意味のほかに、地域の情報を「いっぱい」集めて、地域の「たくさん」の人たちに、「ふんだん」に伝えていきたいという思いを掛けています。”

(引用元URL:https://www.fmtanto.jp/about.php )

 

そんな意味があったのかと目から鱗でした。

ラジオはブラウザからでも聞けますので、ぜひぜひお聴きください。

 

当日メッセージを送ってもらえたら、相当喜びますので送ってくださいーー!!!

 

僕が「ROC IA SAGA」を作った理由

ぼくの遊び場は畑でした。

私が住んでいるところは、福岡県八女市黒木町というところです。

福岡県の天気予報の観測所がある町です。山に囲まれた盆地状の自然豊かな地域です。

私が物心ついたときから、遊び場はブドウ園でした。父、祖父と続くブドウ農家だからしょうがないですね。

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秋には、剪定という作業があります。子供の役目はブドウの剪定枝を集めて燃やすこと。小さい枝から燃やし、大きい枝に火を徐々に移していくんです。最後に、赤々と炭になった中へ濡れた新聞紙で包まれた生卵を入れるんです。我が家では「忍者卵」と言っていました。

これがめっちゃくちゃ旨いんです!

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思い出はたくさんあります。

子供の頃から自然と戯れ、両親と祖父母に囲まれて育つという、ある意味、恵まれた環境だったことは間違いないのです。 

父の背中

しかし、現在はどうでしょう?

次々と農家が離農し、田舎の町の人口も減少。

去年、奇麗に整備されていた畑が今年は荒れ放題なんてよくあることです。

 

「やっぱりそうだよな…」

「なんでだろう?」と思う前に、「そうだよな…」という言葉がでてしまう。

なぜかって、僕が農家だから。

 

農家だから分かるんです。

親(農家)の背中を見て育ってきたんです。

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農家になっても「夢」も「希望」もない、と。

本当にそれでいいのかよ!

本当にいいのか…。

辞めるのは簡単。

すぐ辞めて、はい終わり…

本当にそれでいいのか?

後悔はないのか?

ここから本当の意味での自問自答がはじまるわけです。

(このあたりのことは別の機会にでも。)

若者よ、夢を持って世界へ

私たちが少しでも後悔しているなら「夢」「希望」をもって、先人を機(き)って行こうじゃないか。

後悔しない人生を生きるために。

そして、次世代に繋げるため、私たちが農業界を救うヒーロー、ヒロインを育てるんだ。

 

ROC IA SAGA」は佐賀県内の教育機関、企業と協力し合い、佐賀県の特産品を活かした商品開発を計画しています。

 

将来を背負うであろう学生に「夢」と「希望」を与えたい。

 

そして、その「夢」の手助けをしたい。

将来、彼らが生きていく世界はとても広く深い。

大きな翼を持って、自信を持って世界へ飛び出してほしいと思っています。

 

だからこそ、まずは私たちROC IA SAGAから変わり始めます。

ROC IA Official Blog▽

roc-ia.com

文責;

ROC IA SAGA

代表 井手一郎

ROC IA SAGA 旗揚げ~一歩を踏み出し続ける~

 みなさんは、ご存知でしょうか?
 
早朝の凛と張りつめた空気の心地よさ、種を落とし、芽が息吹くときの感動、そして、新鮮で瑞瑞しい美味しい農産物。
 
私たち農家の役割は、一人でも多くの人に、この「感動」と「癒し」を提供することです。
 
まずは、この素晴らしさを知っている私たち「農家」が変わり、閉塞感に満ちた「農業界」を輝かしいものに変えよう。

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この強い想いから、ここに団体を設立しました。
 
ROC IA SAGA」
ROC IAとは—Revolution of consciousness in Agriculture—の略称です。
(意味;農業における意識の革命)
 
佐賀県内の地域の「人」「モノ」「会社」を探し出し、共に手をとり日本を代表する素晴らしい製品を世界へ届けていくプロジェクトを実施する団体です。
 
農家が経験している「痛み」「苦しみ」を次世代に残さないために止まることなく進み続けます。

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すべての人達へ恩返しの旅がはじまります。
 
ROC IA SAGA
代表 井手一郎

今が本当の旬のブドウ “巨峰”がパック詰めされるまで♪

こんばんわ!

いっちゃんファームの井手です。

今日は、ブドウの収穫〜選果〜パック詰め(箱詰め作業)までを書いてみたいと思います!

収穫前日、当日に収穫するブドウに目印を入れます!

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こんな感じで袋を破って、色づきを確認します。

夕方以降になると暗くなってしまい、色づきが分からなくなるからです。

遅くても15時頃には畑に行ってこの作業をします。

黄色い付箋みたいなものをホッチキスで留めていきます。

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早朝5時に畑に行って収穫します。

コンテナにブドウを入れて帰宅。

作業小屋でブドウの選果開始します!!!

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一つ一つ袋を破いてブドウを出します。

このとき腐れだったり裂果したものはハサミで取り外します。

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パック詰め作業の開始です。

ブドウをある程度袋から出したら、次はパック詰め作業になります。

電子秤を準備します↓f:id:ng532ga216:20190813213334j:plain

こちらはパック用のフィルムです↓

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こちらはパックです↓

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ブドウを持ち上げて、くるっとブドウの“顔”を探します。

“顔”って何?と思われるかもしれませんが、一番見た目が良い部分です。これをパックの表に見えるようにするんです。少しでも奇麗な方を表にすると言った感じですね。

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次にパックに入れていきます。農協の部会の規定では1パック皆がけで364g以上という決まりがあります。一房で364g以上ある場合は、一房パックとして詰めます。

仮に、364以下の場合は、“合わせ”といって2房以上で詰めていきます。

例えばこちら↓

このとき、ブドウの“顔”を下向きにして入れます。あとでパックをひっくり返すからです。

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269gしかありません。

どうしよう。364gないじゃん…💦となったら、364g以上になるように別のブドウを合わせて詰めていきます。

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ここで大切なポイント!!!!

パックをかぶせてひっくり返します。

つまり、ブドウの“顔”をパックの下に向かって詰めていたのですが、写真のようにパックをかぶせてひっくり返すことで“顔”が表に出てくるんです。

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こんな感じです↓

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そして、フィルムを貼ります。

 

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一応、最後に秤で最終確認。

今回はギリギリOKですwww。

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最後に色味と粒の大きさを合わせながら箱詰めしていきます。

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この状態までして、農協選果場へ持っていきます。

ここまでが農家の仕事となります。

その後、選果場で等級検査が行われ、選果場から大型トラックで各市場へ運ばれセリにかけられスーパーに卸されます。