本当に日本の農業には時間がないんです。

こんにちは!

いっちゃんファームのいちろうです。

実は、私Twitterもやっています。

twitter.com

日頃から「農業」「農家」などでエゴサーチしながら情報収集しているのですが、そんな中、Twitterで流れてきた記事。

amp.review

テック系の開発者が農業EC立ち上げて、農業、農家の現状を良い方向に変えようと試行錯誤されている。

 

農家にしか分からない、農家の苦しみ、漠然とした不安、どうしようもない心の葛藤。


本当に日本の農業には時間がないんです。
だから変えなければなりません。

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なぜ、そう思うのか。

「変えなければならない」という使命感は、日本農業が自滅してしまったら、農家である私も自然と自滅しちゃう💦という、まさかの断崖絶壁に立たされる状況だからです。


私はテック系でもなく開発の知識は皆無だけど、農家だからこそ分かるこの感覚(直感に似た気持ち)を事業ベースに落とし込みたい。農家は生産だけして、あとは何もしなくても、周りの人(テック系)が助けてくれるなんて、私にとっては安易な考えで怖すぎる。

テック系→農業界のアプローチではなく、

農家→農業界へのアプローチ。

 

今のまま何もせず、10年たてば、更に農業は変わっている。

私も変わる。

今年で35歳。

あと、何年現役で働けるか分からない。

精一杯、生きたい。

 

血を吐きながらも農業に人生をかけた父。家族にその姿を見せまいとした父。

毎日毎日、その光景が頭をよぎる。

 

農家が農業を変えようとしなければ何も変わらない。

変わらないんです。

本当に。

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文責:井手一郎

農家/野菜ソムリエ/農学修士(佐賀大学)

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音声入力の小裏技!ブログを書く3つのポイント!

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こんにちは !

いっちゃんファームのイチロウです。

キーボード認識から音声認識へ切り替える

今日は、とある方法でこのブログを書いています。

普通は、みなさんもパソコンのキーボードを使って書いたり、スマホで書いたりすると思うんです。

私も通常、パソコンでキーボードを叩きながら ブログを書いているんですけど、今日は、スマートフォンの音声機能を使ってブログを書いています。

書いていくということですけれど、まぁ音声機能ですので自動で私の声がこのように文章になって反映されます。

キーボードを打つことと声に出して音声認識を利用してそれを文字化する、どちらが効率いいかって言うと、おそらく後者であると思います。

1.Googleドライブをうまく活用しよう!

具体的にどのように音声機能を使っているかと言いますと、皆さんお手持ちのスマートフォンとマイク付きイヤホンを準備します。

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そしてスマホのイヤホンジャックにイヤホンを挿しておきます。私はスマートフォンの音声機能を使って書いた文章(ドキュメント)をパソコンと同期させるため、Google ドライブのドキュメントを使っています。

tokusengai.com

 私は、Android端末ですのでGoogle play ストアから「Google ドキュメント」アプリをインストール。

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2.音声で書いた文章の誤字脱字に注意!

早速、音声で文章を書いてみよう!

スマホGoogleドキュメントで新規ドキュメントを作成します。

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誤字脱字が多々見受けられます笑。

音声入力の設定や方法は、こちらのブログにまとめてありますのでご覧ください。

tamariko-media.com

スマホで書き終わった文章を保存し、パソコンでGoogleドライブを開くと、同期されています。

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実は、この文章は読めば読むほど誤字脱字がかなり多かった(慣れていない)です。音声機能で文章化した後に一度パソコン上で校正しています。

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初めて音声機能を使ってブログ書いたので緊張して声がはっきりしていなかったのかもしれません笑。

しかし、大部分は、かなり正確に音声認識されます。

最終的には、PC上でブログ記事へコピペし投稿するということです。

3.コンテンツをしっかり決め、話し始めよう!

今話してるんですけど、実際、この文章は初めて私がイヤホンを使ってイヤホンのマイクを通して喋りながら書いています。何を書いていいか(何を話していいか)分からない状態ではじめてしまいました。そのため文脈がよくわからないかもしれません。

校正の段階でいろいろ試行錯誤し、加筆修正しています笑。

しかし、こうやって ブログを声で書くことができるということです。この投稿は私の家でテーブルの上にスマートフォンを置いて話しながら書いています。慣れてくると農作業をしながら音声機能を利用し、マイクを通して文章化、ブログ作製が可能ということになるでしょう。

みなさんも1度この手法を利用してブログを書いてみてはいかがでしょうか。

 

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文責:井手一郎

農家/野菜ソムリエ/農学修士(佐賀大学)

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一生に一度味わってみたい鳥獣害対策!

やば…どうしようかな💦

まだ6月なのに、なぜこんなに暑いの…💦

という暑さのこともありますが…

ある事案で困り果ててしまった、いっちゃんファームのイチロウです。

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食い荒らされる果物たち

まずこれ見てください。

破れてますね…。

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あまりにも暑くて、そのせいで僕が破いたのではありません。

下を見ると、こんな(下の写真)袋がいたるところにあります。

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あぁ…

とうとう、来てしまったか…

悪夢の時期。

そうなんです!!!!

鳥獣害!!!!!!!!!!

ここの地域は、イノシシとカチガラス(その他鳥も含む)の被害が多いのです。

せっかく手塩に育てたブドウをいとも簡単に食べているなんて信じられません。

イノシシ対策と鳥対策

“いとも”簡単と書きましたが、対策はしているんですよ。

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イノシシ対策;上の写真の格子状の鉄柵。これを園の周囲を囲むように設置しています。イノシシ対策で電気柵も施しています。

鳥害対策;ネットを園の周囲に張り、鳥の侵入を防いでいます。

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ここまでしてなぜ?

よくよく園の周囲を確認すると、イノシシが入らないように鉄柵でバリケードを組んでいたのですが、鉄柵を押し上げて入ってきている…。イノシシの力はかなり強いです。

また、ネットが破れている部分も発見し、急遽、補修を施しました。

10年前はイノシシの被害なんて少なかったんです。おそらく、山が荒れ、耕作放棄地が増えたり、イノシシの食料が減ったり、要因はいろいろ考えられます。人間とイノシシの攻防があります。

10年前はこんなに、暑くなかったんです。5月の時点で真夏日なんて当時からすると信じられません。この地域でもブドウが年々作りにくくなった印象がありますね。

手塩にかけた農産物が、食い荒らされている現状を見ると心が痛みます。それと同時に我々は自然の中で生きていることを実感します。

とりあえず、対策を施したので今のところ大丈夫そうです。

ぜひ、スーパーでブドウを見かけたら、そんな苦労があったんだと思い出していただければ嬉しいです。

何事も経験!

経験したらこそ対策ができる!

失敗ではなく成長です!

毎年味わいたくない被害です。

こんな苦しい経験は、一生に一度だけでいい。

しかし、一度は味合わないと分からないこと。

今日の記事タイトルはその意味で、

「一生に一度味わってみたい鳥獣害対策」

としました。

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文責:井手一郎

農家/野菜ソムリエ/農学修士(佐賀大学)

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直感を信じ行動を重ねた結果、衝撃のイベントが続々出現!!!!

いっちゃんファームの井手です!

ここ数週間たくさんの方にお会いし、お話をさせていただく機会をいただいております。

佐賀大学

つい先日は、佐賀大学へ行きましたね。 

www.icchan-farm.com

八女市商工会

そして、この前は八女市商工会(黒木町)へ行ってきました。

www.yameshi-shokokai.jp

商工会では、経営指導員の方、コンサルタントの方を交えて農業経営の相談が無料でできるんです。なぜ無料かというと国からお金が出ているようです(経産省管轄のようです)。商工会は敷居が高いイメージがあったのですが、実際にアポを取って相談を始めると、とってもフレンドリーに接していただき、こちらの要望を汲み取っていただけます。

次回は、新たにブランディングマーケティングに精通した先生とお話しさせていただく予定です。

次回は、6月中旬の面談予定ですね。

6次産業化プランナー

そして、間髪入れずに別の日は、福岡県6次産業化プランナーと面談。

この方をどこで知ったと思いますか?

実は、FBのタイムラインに流れた投稿を見て、問い合わせを送ったんです。

「総菜畑がんこ」さんの息子さんが6次産業化プランナーをされています。

itoshima-ganko.com

普通なら斜め読みで見落とすであろう、このタイムライン記事。

メッセージを送り、その日のうちに返信があり、面談日が決まりました。

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「強い思い」があれば自ずと情報は目に入ってくる、ということですね笑。

ありがたいことに6次産業化プランナーさんが直接、自宅まで来ていただけるのです。農作業が忙しい農家にとっては本当ありがたいです(しかも農水省管轄、国の事業なので無料)。

実際、加工品を作られているプランナーさんだけあって情報が多岐に渡り、大変勉強になりました。正式に、プランナーさんへ申請を出して、加工品開発をスタートさせます。

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農業への思いはあるか、一度深く考える

一貫していえることは、コンサルタントさんもプランナーさんも、農家目線であることです。農家が何を考え、農業という事業をどう展開していきたいか、という視点に立たれています。上っ面のコンサルではなく、農家の内面から出てくる志、これを拾い上げて事業に展開していく、そんな印象を受けました。

次回の面談では、僕が農業で何がしたいか、農業への思いをお伝えし、それがベースとなってコンサルがスタートします。

ローコストオペレーション

そして、これが一番大切なのですが、ローコストオペーレーションであること。お金をかけずにできることから実践する。実際、この2件の面談はお金は一切かかっていません。

そして、得られたたくさんのご意見と自分の内面から沸き上がる理念、志を照らし合わせる。ピッタリ合わさった瞬間、物事は動き始めます。

農業を笑顔溢れる魅力的な農業にします!!

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文章:井手一郎

農家/野菜ソムリエ/農学修士(佐賀大学)

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