直感を信じ行動を重ねた結果、衝撃のイベントが続々出現!!!!

いっちゃんファームの井手です!

ここ数週間たくさんの方にお会いし、お話をさせていただく機会をいただいております。

佐賀大学

つい先日は、佐賀大学へ行きましたね。 

www.icchan-farm.com

八女市商工会

そして、この前は八女市商工会(黒木町)へ行ってきました。

www.yameshi-shokokai.jp

商工会では、経営指導員の方、コンサルタントの方を交えて農業経営の相談が無料でできるんです。なぜ無料かというと国からお金が出ているようです(経産省管轄のようです)。商工会は敷居が高いイメージがあったのですが、実際にアポを取って相談を始めると、とってもフレンドリーに接していただき、こちらの要望を汲み取っていただけます。

次回は、新たにブランディングマーケティングに精通した先生とお話しさせていただく予定です。

次回は、6月中旬の面談予定ですね。

6次産業化プランナー

そして、間髪入れずに別の日は、福岡県6次産業化プランナーと面談。

この方をどこで知ったと思いますか?

実は、FBのタイムラインに流れた投稿を見て、問い合わせを送ったんです。

「総菜畑がんこ」さんの息子さんが6次産業化プランナーをされています。

itoshima-ganko.com

普通なら斜め読みで見落とすであろう、このタイムライン記事。

メッセージを送り、その日のうちに返信があり、面談日が決まりました。

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「強い思い」があれば自ずと情報は目に入ってくる、ということですね笑。

ありがたいことに6次産業化プランナーさんが直接、自宅まで来ていただけるのです。農作業が忙しい農家にとっては本当ありがたいです(しかも農水省管轄、国の事業なので無料)。

実際、加工品を作られているプランナーさんだけあって情報が多岐に渡り、大変勉強になりました。正式に、プランナーさんへ申請を出して、加工品開発をスタートさせます。

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農業への思いはあるか、一度深く考える

一貫していえることは、コンサルタントさんもプランナーさんも、農家目線であることです。農家が何を考え、農業という事業をどう展開していきたいか、という視点に立たれています。上っ面のコンサルではなく、農家の内面から出てくる志、これを拾い上げて事業に展開していく、そんな印象を受けました。

次回の面談では、僕が農業で何がしたいか、農業への思いをお伝えし、それがベースとなってコンサルがスタートします。

ローコストオペレーション

そして、これが一番大切なのですが、ローコストオペーレーションであること。お金をかけずにできることから実践する。実際、この2件の面談はお金は一切かかっていません。

そして、得られたたくさんのご意見と自分の内面から沸き上がる理念、志を照らし合わせる。ピッタリ合わさった瞬間、物事は動き始めます。

農業を笑顔溢れる魅力的な農業にします!!

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文章:井手一郎

農家/野菜ソムリエ/農学修士(佐賀大学)

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佐賀大学へ行く本当の理由は?思考は現実化する

いっちゃんファームのいっちゃんです!

耕作放棄地が広がる現実

いつの間にか、農業という職業は、休みもなく安定した給料も入らず、忌み嫌われる職業になってしまいました。

皆さんの家の周りの環境を想像してみてください。そもそも畑がないなんて、ざらだと思うし、管理されていた畑がいつの間にか耕作放棄地になって荒れている、そんな場所ありませんか?

私が住んでいる地域も例外無く、耕作放棄地が増えています。

なぜ耕作放棄地が増えるんだろう。

なぜ農業を辞め離農するのだろう。

ここ数年、ぼくがずっと考えていることです。

理由は一つ

理由は、簡単なことでした。

「稼げないから。」

至極、当たり前なことです。でもこの当たり前なことが解決できていないんです。

本当にそうなんです。

今でさえ、IT、AIなどネットと農業の融合みたいに騒がれていますが、本筋(木でいうところの幹)ではない。農業の根幹の部分が改善されない限り農業は衰退していく気がします

このままでは、農業が終わりを告げてしまう…農家がいなくなってしまう。

「よし、やってみよう」

このモヤモヤした気持ちと、いろいろな思いが頭をよぎり、考えに考えを重ねた結果、

「よし、やってみよう」

農業をやっていてよかった、農家になってよかったと胸を張って言える世界を目指そう!

しかし、さもカッコいい感じで、あーだ、こーだ、理屈っぽく言っても、農家であるぼくが行動し、ぼくが変わらないと意味がない。

「よし、やってみよう」

頭でっかちのこの頭で考えられるもの、一個一個を実践しはじめました。

それは、一言で言えば情報収集と実践です。

農産加工品を作ってみたいと思えば、面識がない人でも、メールや電話をしていきました。

「初めてご連絡致します、私、八女で農家をしています…」

べらぼうに高い金額が見積もりで上がってきたり、手が出ないくらいのロット数だったり…、そういった意味では大変勉強になりました。

その中で、先日、恐れ多くも母校の佐賀大学に行きました。

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ー2008年佐賀大学農学部を卒業ー

卒業後11年もたっていたことに驚いたのはここだけの話。

学部時代の研究室の先生へ行った理由は、純粋に私の取り組みを知ってほしかったのです。そして、アドバイスをいただきたかったんです。農業に対する考えや思いは、伝えてはじめて具象化されます。悶々と思っていただけでは妄想に過ぎません。私はこういうことをしてみたい、やってみたい、何かご存知ですか?といった具合です。 後で思えば、抽象的な質問ばかりしていたなぁと笑。

先生とお話しする中で農業、加工品についてアドバイスをいただき、さらに学内の専門部署、お知り合いの先生までご紹介していただきました。私自身、とても嬉しくて帰りの車中では笑みがこぼれていました。

計2回ほど佐賀大学に行ってますが、2回とも雨でした。どうも雨男のようです。

雨が降った日には佐賀大のどこかに私がいることでしょう…笑。

…脱線しましたが、話しを戻しまして…

農業=尊い職業

いろんな方とお話をする中で、“農家”ほど恵まれた職業はないということが分かってきました。私自身、農家として考えても見なかったことです。

農業には価値がある。

その価値をいかに伝えられるか。

熱意、情熱をいかに届けられるか。

「よし、やってみよう」

明日もまた

「よし、やってみよう」

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文章:井手一郎

農家/野菜ソムリエ/農学修士(佐賀大学)

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ブルーベリー栽培をずっと楽しんでいたい!

こんばんわ!

いっちゃんファームです!

甘酸っぱいブドウ

ブドウも徐々に色づきはじめ、一番早い園は6月上旬にも出荷できそうです。

今日は、鳥害対策でネットを張りました。

すみません、画像は取り忘れてしまいました💦

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ブルーベリーは口ほどに美味しい!

そして、ブドウ以外にも我が家には1本だけ別の果樹が植わっています。

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祖母が遺したブルーベリーの木。

毎年たくさんのブルーベリが取れます。今年もたわわに実りはじめました!

ブドウの管理作業と重なるため…といっても、手間隙が一切かかっていないんです。

言うなれば放置…。

でもこんなにたくさんのブルーベリーがなります。

祖母が遺したクチナシの花

この花、見た事ありますか?

実は「クチナシの花」なんです。

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クチナシは、料理の色づけに使われたりしますよね。

このクチナシも祖母が植えていたものなんです。

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クチナシの近くには、祖母が生前、使っていた電動自転車が置いてあります。

もちろん、壊れて動きませんが、なんか胸が締め付けられますね。

もうすぐでブルーベリも収穫できそうです。

楽しみ♬

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文章:井手一郎

農家/野菜ソムリエ/農学修士(佐賀大学)

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農家の僕が今できるたった1つこと

こんばんわ!

いっちゃんファームのいっちゃんです。

黒木町の畑はどんな感じだろう?

 私の地元、福岡県八女市黒木町の地形は盆地状で、中山間地域と言われています。区画整備された田や畑は少なく、どちらかというと小規模な田畑が広がっています。水源があったりなかったり、イノシシや鳥の被害もあります(イノシシの被害防止のため、田畑を覆うように鉄柵を設置しています。)。
 そんな中、たくさんの美味しい野菜や果物が生産され出荷させれています。採れたの野菜は、新鮮で、シャキシャキして甘く、採れたての果物はみずみずしい。本当に感動するくらいの美味しさなのです。

いっちゃんファームの目指すべき夢

 この「美味しさ」、「感動」をたくさんの人に届け、そして、たくさんの笑顔を僕は見たいと思っています。
「いっちゃんファーム」が目指す夢はここにあります。だからこそ、多くの人、より遠くの人へ商品とともに私の思いも一緒に届けたいのです。
しかし、いくら鮮度が良いものを収穫したとしても配送に時間がかかり、着いたことには萎びていたなんて申し訳ないですよね。

 だから、美味しい採れたて新鮮野菜は、皆さんのお住まいのエリアの農家さんにおまかせすることになります。お住まいになっているエリアの直売所には毎朝新鮮なお野菜が並んでいることでしょう。

 なぜ、私が加工品を作るのか、それは生野菜に比べて日持ちがするからです。モノによっては黒木町から世界中に送ることも可能になります。新鮮な農産物の味をそのまま凝縮した加工品。地球の裏側、ブラジルでいっちゃんファームの製品が使われているなんて夢のまた夢ですが、でも、「できる」ことなんです。これが生野菜となれば物理的にできないのです。

「世界中に笑顔を届けたい!」

思いを行動にする(試作開発)

本日、ドレッシングを作りました。

僕は料理のプロでも何十年と培った技術やノウハウも持ち合わせていません。まして、販売のプロでもありません。そして、農業のプロでもありません。私が農業一筋50年の大ベテランに敵うはずもありません。無農薬栽培、有機栽培を極めた農業の達人に敵うわけもありません。
「でも」です。私はやってみたいんです。届けたいんです。

ずっとずっと考えていました。

農業は正直辛い仕事です。SNS上で「10連休どこそこに行ったよ」という周りの投稿やニュースを見るたびにうらやましい気分になりました。
でも、私は農家。

私に何ができるのだろう。

ずっと考えています。

今も考えています。

おそらく答えはたくさん出てくるでしょう。

その中で一つの答えに出会うことができました。

「この美味しさを多くの人に届けたい」

一つ言えること、確かなことがあります。

それは僕が作る加工品は、優しさで溢れているということです。

「自分で言うな」と言われそうですが、あえて言います。

僕のことを少しでも知っている人は分かるかもしれません

現在、「玉ねぎドレッシング」を試作しました。勢いに乗り「ほうれん草ドレッシング」も作りました。

製品化へ向け準備中です。

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きっと大丈夫だ

そして、この私の農業への思いに賛同していただける皆さん、この思いを表現できる場をお知らせください。

このドレッシングと一緒にお伺いし、農業への思いを語り、たくさんの人に届けたいと思っています。

きっと僕と同じように、考え、思いを巡らしている農家がきっといる。

その方に私の思いが伝わるように。